里山悠々録

里山の家と暮らし、田んぼや畑、そして水墨画のことなどを記録していきます

タマネギ苗床の管理

2020年10月06日 | 畑:土物類

 タマネギは種播きをして間もなく1ヶ月(種播き時の記録)。品種はすべてタキイ種苗のネオアース1品種のみです。
 ここまで不織布をトンネル状に掛けて育苗してきました。


 最後まで不織布を掛けたままだとどうしても徒長してしまうので、ここで外します。


 発芽は良く、その後の生育もまずまずと言っていいでしょう。ここまでやったことと言えば雑草が少し生えたのを取ったくらいです。


 しばらく見ていないうちに茎が切られている苗が数本ありました。この時期ネキリムシはごく小さいので見つけにくい。


ようやく見つけました。昔はネキリムシは専ら菜類の被害が多かった気がしますが、最近はどんな野菜にも取り付きます。
 種はあまり間引きする必要がないよう薄くすじ播きにしています。それでもやはり厚いところは出てきます。今回、厚くなった部分を間引きました。

丁寧な方はもっと間引くと思いますが、この程度で終了です。


 苗の条間を中耕します。覆土後にもみがらくん炭を掛け不織布で覆っており、土の湿り気もほどほどであまり硬くはなっていません。それでも、土が粘土質のため一度は中耕しています。中耕と言っても、やり方は細い竹を条間に挿して上下に動かし、土をほぐすだけです。


多少根張りを良くする効果があるのではないかと思っています。


 この後、追肥をします。かつては粒状の速効性肥料をやっていましたが、一昨年肥え焼けと思われる症状がでたので、今は灌水を兼ね液肥にしています。


液肥は今後の生育を見ながら再度やるかもしれません。これでタマネギ苗床の主な管理作業は終了です。