里山悠々録

里山の家と暮らし、田んぼや畑、そして水墨画のことなどを記録していきます

山野草のホトトギスを水墨画で描く

2020年10月24日 | 水墨画:草花
本画仙 色紙

 山野草のホトトギスを水墨画で描きました。
 ホトトギスと言っても、野鳥のホトトギスを連想する方が多いのではないでしょうか。この辺りでも姿は見えなくても、「テッペンカケタカ」だったり「特許許可局」と鳴くホトトギスの声は時々聞きます。漢字で書けば不如帰。杜鵑、時鳥や子規なども出てきます。
 以前、ホトトギスという山野草があることを知りませんでした。我が家の庭には昔からあったのに名前を知らなかったというお粗末な話し。
 そもそも山野草のホトトギスの名前は、野鳥のホトトギスの胸に入る多数の斑点が花弁の模様と似ていることに由来するらしい。里山の住人でありながら野草にも野鳥にも疎いことが露呈しました。
 それにしても、このホトトギスの花弁の描きにくいこと。大分前に描いた時にも苦労したことを思い出しました。