里山悠々録

里山の家と暮らし、田んぼや畑、そして水墨画のことなどを記録していきます

ナバナ類の先陣アスパラ菜を穫り始める

2020年10月15日 | 畑:花菜類

 アスパラ菜を穫り始めました。
 我が家ではナバナ類をいくつか作っていますが、最も早くから収穫できるのがこのアスパラ菜。8月末に直播きしました。


 今年の秋野菜は9月の天候不良が影響し、全般的に生育が遅れています。このアスパラ菜の収穫は例年とあまり変らないスタートとなりました。
 アスパラ菜という名は通称。サカタのタネの正式な品種名は「オータムポエム」。中国野菜の「菜心」と「紅菜苔」を交配させて育成された品種です。大分昔に「菜心」も「紅菜苔」も作ったことがあります。しかし、今は完全にアスパラ菜に置き換わりました。


これから次々ととうが伸びてきます。柔らかくて食感が良く、味にも癖がないので誰からも好かれます。
 この辺りの株は花はまだ見えません。


最初の親茎のとうはあまり伸びないため、蕾だと短かすぎるので少し花が咲いたときに穫っています。
 いつもだともう少し伸ばして穫るのですが、花が咲き始めたので早めに数株穫ってみました。


 わき芽が沢山伸びてくるようになれば、丈も伸びるので蕾のうちから収穫します。しかし、アスパラ菜は花が咲いてからでも食べるのに支障ありません。
 親茎は数芽残して切ります。すでにわき芽が出ています。わき芽を多く残すと、本数は多くなっても、その後出てくる茎が細くなります。孫茎まで穫ることになるので、後々まで太い茎を穫るためには、残すわき芽は多くしない方がいいようです。


 例年より若干早めに収穫したのでボリューム感が少ない感じがしますが、まずは順調にスタートしました。


 こちらは、同じナバナ類でも「寒咲花菜」。


アスパラ菜より数日遅れで直播きしました。生育にややバラツキがありますが、もう少し経つとほとんど分らなくなると思います。土寄せが不十分だったのか倒れているところがあるので、もう一度クワで手直しをしました。生育はやや遅れ気味で、11月末から収穫できるかどうか。