早生ハクサイの収穫を始めました。
品種はトーホク種苗の「郷秋60日」。
品種はトーホク種苗の「郷秋60日」。
今どきのハクサイは結球部が黄色の濃い黄芯系といわれる品種全盛ですが、この品種も同様です。8月15日に直播きしました。干天続きで欠株が出、何株か追い播きしています。生育がやや不揃いです
日数から言うと順調なら何日か前に収穫出来ていいはずです。しかし、8月の干天、9月の雨、10月も昨年の台風19号のような台風の直撃を受けていないものの天候は不安定で、生育は遅れました。
昨年の今頃はしっかりと結球した早生ハクサイが穫れていましたが、今年のハクサイは結球がまだ緩い。
昨年の今頃はしっかりと結球した早生ハクサイが穫れていましたが、今年のハクサイは結球がまだ緩い。
きっちりの結球とは言えないものの十分食べられるようにはなっています。このくらいから穫り始めないと後が詰まってくるので穫り始めました。10月の気温が高いと腐れる株も出ますが、今年は出ていません。
以前少し出たことのあるホウ素欠乏や石灰欠乏といった症状も見られません。
以前少し出たことのあるホウ素欠乏や石灰欠乏といった症状も見られません。
こちらは中晩生の「郷秋80日」。
早生種より10日ほど遅く播きました。
葉が立ち上がり結球の気配が見えてきました。
結球の進んだこの早生ハクサイを収穫してみました。
早生ハクサイとしては大きさは十分です。2.5kgくらいでしょうか。
秋野菜が次々と収穫期を迎えていますが、昔からこの辺りでは秋野菜の主役はハクサイです。漬物需要が少なくなりハクサイの作付けを年々減らしているものの、ハクサイの収穫が始まると秋野菜の季節到来を実感します。