里山悠々録

里山の家と暮らし、田んぼや畑、そして水墨画のことなどを記録していきます

ピーマンの支柱を最上位に上げふところ枝も整理

2020年10月10日 | 畑:果菜類

 ピーマンを誘引している支柱を最上位まで上げ、ふところ枝も整理しました。
 ピーマンは6月末から収穫が始まり100日あまり、近年にない穫れ具合となっています。近年目立っていたモザイク症状は、今年は全く見られません。苗が良かったのか畑を変えたのが功を奏しているのか。


 ピーマンの誘引は、中央の1本の支柱と、畝の両側にフックバンドで止めた横の直管パイプを徐々に上げていく簡易なやり方です。この時期になって支柱を上げることはほとんどありません。この先の収穫も限られているからです。前回で終わりにするつもりでしたが、枝が下がり通路が狭くなってきたので再度上げることにしました。
 直管パイプはフックバンドを完全に止めていないので、軽く叩くだけで簡単に上がります。


余裕は10センチほどくらいしかありませんが、最上位まで上げました。


全て支柱が上がりました。高さは1メートルくらいになっています。フックバンドは完全に止めなくても最後まで問題ありません。


ここまで上げることはこの頃ではほとんどありませんでした。それだけ今年のピーマンは旺盛です。


「ふところ枝」も整理しました。「ふところ枝」とは株の内側の方に向かって伸びている枝のことです。
 今の時期になると手を掛けずに成り行きで最後までいくことがほとんどです。しかし、かなり混んできて収穫もしにくいので整理することにしました。


 前回、間引く程度の整理で済ませたため、より繁茂したようです。これで大分透けました。


台風などのことを考えて枝葉を多めに残したのですが、結果、順序が逆になってしまいました。
 枝を持ち上げると、猛烈に成っていることが分ります。


 穫れすぎて周囲はやや呆れかげんです。しかし、私はバリバリ食べています。この「京みどり」は始めのうちスマートで皮が薄く縦じわも出ますが、この時期になると肉厚でがっちりしてくるようです。

 幸い台風14号は直接影響なく過ぎそうで、ピーマンは11月に入り霜が降りるまで穫れそうな勢いです。