里山悠々録

里山の家と暮らし、田んぼや畑、そして水墨画のことなどを記録していきます

ナスの誘引(今年の勢いは近年で一番)

2020年10月07日 | 畑:果菜類

 今年のナスの勢いは近年で一番良く、甚だ旺盛で少々戸惑っています。
 収穫は6月20日頃から始まり、以来100日以上途切れることなく穫り続けています。成り疲れらしい時が一度もなく、このような姿はしばらくぶりです。


 今年畑を変えたことが、奏功しているでしょうか。風の被害がないばかりでなく、土が変ったことも旺盛な生育に繋がっているのかもしれません。
 「ふところ枝」の整理や追肥は定期的に行ってきました。
 整枝は主枝と1番花直下の側枝2本を伸ばす3本仕立てで、誘引は中央の1本の支柱と、畝の両側に設けた横の直管パイプを徐々に上げていく簡易な方法です。夏場に樹を休ませる更新剪定は行っていないので猛暑中もたくさん成り続け、それでも成り疲れを起こしていません。


 支柱は生育に合わせ都合4回上げています。すでに最上位まで上げており、高さは1メートルくらいに達しました。
 例年、この先は次第に枝の伸びも鈍くなるので、それほど枝が垂れ下がらないのですが、今年はかなり下がってきました。


畝間を覆い尽くすぐらいになってきました。 このままでは通路も歩きにくい。


 残りの期間も先が見えているので、ところどころの枝を支柱に誘引して凌ぐことにしました。


 通路は少しゆとりができました。


 完全に解消とはいきませんが、これで何とか乗り切ります。


 高さは人の背丈をとうに超しています。


 今月に入ってさすがに気温が下がり、実の肥大にも少し時間がかかるようになってきました。まだまだしっかりした花が咲いています。


昨年は10月12日の台風19号ですっかり駄目になりましたが、そんな事態にならなければ霜が降りるまで穫れそうです。

 ただし、この場所は冬越し野菜の作付けをするため、あと20日くらいが限度で終了する必要があります。