里山悠々録

里山の家と暮らし、田んぼや畑、そして水墨画のことなどを記録していきます

「あまいキャベツあまみさき」を穫り始める

2020年10月19日 | 畑:葉菜類

 秋キャベツの収穫を始めました。
 品種はトーホク種苗の「あまいキャベツあまみさき」。


 種播きが7月13日で植え付けは8月10日。7月の天候が悪く、育苗日数の割に小さいズングリ苗で、植え付け準備もドタバタの中の植え付けでした。植付け後は干天続きで苦労したものの欠株も僅かで済みました。今年の秋野菜は全般に遅れていますが、この秋キャベツは比較的順調な収穫開始となりました。


 以前は専らタキイ種苗の「初秋」を作っていましたが、昨年この品種を作ってみたところ、玉張りが良く食味の評判も上々だったことから、再び作ってみました。
 確かにこの「あまいキャベツあまみさき」と言う品種は勢いが強い。土寄せなどの作業は順調に出来たので、まずまずの出来となったようです。


まだ結球は100%ではありません。きっちりと結球したキャベツに比べると80~90%の結球と言ったところ。しかし、このくらいの状態から穫り始めないと処理しきれなくなります。
 このキャベツを穫ってみました。


 まだ1.5キロ弱といったところでしょうか。


このキャベツは軟らかく、名前のとおり甘いという周りの評価です。収穫のピークは11月で、おそらく12月も相当遅くまで収穫することになるでしょう。
 こちらは冬キャベツ。品種は昨年も作ったトーホク種苗の「寒玉キャベツ」という晩生の品種。


 種播きは7月30日、8月の高温下で生育が進み20日も育苗しないで植付けとなりました。土寄せも秋キャベツと同時に行いました。秋キャベツとあまり変らないくらいの生育でしたが、さすがにそこは晩生の品種。結球は僅かに始まったばかり。収穫は年を越してから本格化します。


右の2列が秋キャベツ、左の2列が冬キャベツ。遠目には揃って良さそうに見えます。