里山悠々録

里山の家と暮らし、田んぼや畑、そして水墨画のことなどを記録していきます

十和田湖から驚愕の三内丸山遺跡へ

2020年10月28日 | 小旅
小さな旅の二日目。紅葉の十和田湖畔を散策しました。


ちょうど見頃のようです。


湖と紅葉のマッチングは素晴らしく絵になります。


ここのシンボル、高村光太郎作の「乙女の像」。


十和田湖をあとにし、北上。
鮮やか紅葉が沢山楽しめました。


こちらは中野もみじ山。




メインは三内丸山遺跡を訪れることです。初めてです。
まず、施設の大きさに驚きました。ほぼ遺跡だけかと思いましたが、建物が大規模です。


遺跡も想像以上に大きい。


シンボルの大型の掘っ立て柱建物。


これも大型掘っ立て柱建物。


再現の柱の太さがすごい。これほどの栗材を集めるのは至難です。
遺跡の大型掘っ立て柱跡。


栗材が未だ残っているのです。
縄文時代に栗は最も重要とされ、栗が多数自生する里山に集落が形成されたのでした。これは現代の里山の栗の利用にも通じることです。
竪穴式住居の再現。


大型の施設には多数の出土品が展示されています。


数え切れないほどの重要文化財です。


数千年前の昔に、これほど大規模な集落が存在し、そしてそれを発掘できたというのですから正に奇跡としか言いようがない。久しぶりに感銘を深くしたことでした。