里山悠々録

里山の家と暮らし、田んぼや畑、そして水墨画のことなどを記録していきます

千秋公園と秋田県立美術館を尋ねる

2020年10月29日 | 小旅
所用で秋田市に来ています。合間に千秋公園と秋田県立美術館を訪ねました。
千秋公園は佐竹氏の居城久保田城趾を公園化したもの。


街の中心部にあり、春は桜、秋は紅葉の名所にもなっています。


勇壮な表門が再現されています。


広々とした園内。


この場所は本丸跡。


佐竹氏最後の12代城主の大きな銅像が建立されています。


立派な隅櫓も再建されていました。


イチョウはすっかり黄葉していましたが、モミジはあと1週間くらいで見頃になるでしょうか。


秋田県立美術館は千秋公園のすぐそばにあります。


著名な建築家安藤忠雄氏の設計として知られます。
安藤氏らしくシンプル、モダンにしてシックな建物は街にすっかり溶け込んでおり、素人目にも素晴らしい。


中に入ると自然の明かりを取り込んだ吹き抜けにらせん階段。




目線にお城の堀の水面と美術館の水平の屋根部に水を張って一体化して見せるという度肝を抜く設計。


藤田嗣治氏の壁画「秋田の四季」は同美術館のシンボルとなっていますが、他にもかなりの数の同氏の作品が展示されており、じっくりと鑑賞できました。また、企画展もみることができました。