里山悠々録

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シュンギクの側枝摘み取り法

2022年11月25日 | 畑:葉菜類

シュンギクは摘み取り栽培を行っています。今が側枝(わき芽)の摘み取り最盛期。
品種は「中葉春菊」


種播きは9月20日。10月20日頃から抜き取り収穫を開始
11月早々から摘み取り栽培に移行しました。
主枝(親茎)の摘み取りは終了し、1週間ほど前から側枝(わき芽)の摘み取りを始めました。
かなり摘んではいますが、旺盛に茂っており、穫った跡が窺い知れない状態です。


株間が少々狭かったこともありますが、側枝の摘み取りは一方からではなく、伸びたところから切っているので、より茂っているように見えます。
主枝(親茎)は数芽残しで摘むのが普通です。
我が家では、株間が狭いと混みすぎて側枝が細くなるのでできるだけ2芽で切るようにしています。
主枝(親茎)を摘み取ると、側枝(わき芽)が伸びてきます。
側枝は初め横に伸びるので茎葉が重なりますが、その後立ってきます。
長さが20~25㎝くらいになった頃が摘み頃。
少し葉をかき分けてみます。中心が主枝の穫り跡。左右に太い側枝が2本伸びています。


この2本の側枝(子茎)を、摘み取ります。
左の側枝を1芽残しで摘んでみます。

切りました。切り口にわき芽(孫茎)が出ているのが分かります。


右の側枝は2芽残しで切ってみます。


2本の側枝(子茎)を摘みました。


摘んだ後。すでにわき芽が見えます。これが伸びて孫茎になります。


これが摘んだ2本の側枝(子茎)。


見やすくするため、周辺の側枝(子茎)を少しまとめて摘んでみました。


株間が見え、茂り具合がぐんと少なくなりました。
シュンギクは茎のしっかりしたものが品質の良いシュンギクです。
狭い株間にわき芽をたくさん残すと茎が軟弱徒長し細くなってしまいます。
しっかりした太い茎のシュンギクが穫れました。


シュンギクは凍害には弱く、当地では12月後半になると厳しい。
我が家ではハウスを全て解体したので、冬季は困難になりました。
不織布のトンネル掛けで多少長持ちさせようと思っています。



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