初心者の老人です

75才になって初めてVISTAを始めました。

料理番組

2009年02月07日 18時00分50秒 | Weblog
 テレビが生放送で最初からあったのが、生の料理番組でした。教養番組△%、娯楽番組×%、CM○%と決まっていますから、料理番組は教養番組に入ります。
 出演されるのは、料理学校の先生、ホテルのシェフ、街の有名料亭の料理長などです。
 放送前日、出演する先生方は、段取りを立て、アシスタントと十分な打ち合わせとリハーサルを済ませて、料理の材料と一緒に局に来られます。放送局では、アナウンサーと質問事項などの打ち合わせをします。

 本番と同様のリハーサルを行います。そして、ラップタイムを取ります。本番でラップタイムより、遅れると、途中を省略して時間の辻褄を合わせます。
 同じ料理を二、三個、途中まで作っておいて、時間が足りなくなったら、そのときの出来上がりを見て使います。たとえば材料を入れた鍋を火にかけると、すでに煮てある鍋に取り替えて次の段取りに移ります。
 先生は、作りながら料理の説明をしなくてはいけません。アシスタントは先生の説明を聞きながら、それぞれ材料を画面の外からまな板に入れてゆきます。このアシスタントの気転が、番組進行の大事なポイントになるのです。

 番組が無事終了しますと中途半端な材料や予備の材料が多く残ります。それをもう一度、今日の料理をあるだけ先生方は作られます。
 そして、番組のスタッフがいただきます。これは料理番組だげの楽しみです。出演の先生方は皆がおいしそうに食べると喜んでくださいます。

 VTRて料理番組を作るようになっても、切れ目なく一気に収録しています。

 「奥様チャンネル」(仮称)のVTR番組で、若いママさん二、三人が番組で料理を作ることになりました。料理は「ハムエッグ」でした。こんな簡単な料理なのに、若いママさんがたは見事に時間がオーバーしてしまいました。
 「ハムエッグ」よりはるかに複雑な料理を作り方をよどみなく説明しながら、時間どおりに仕上げるプロの先生方はさすがです。