初心者の老人です

75才になって初めてVISTAを始めました。

カウント・ベイシー

2009年02月10日 18時02分35秒 | Weblog
 カウント・ベイシーを初めて聞いたのは、SP盤のベニー・グッドマンのコンボで曲目は「I found A New Baby」でした。ベイシーのピアノがポロン、ポロンとシングルトーンのような演奏でしたが、リズム感があって、印象に残っています。

 「ジャンピング・アット・ウッドサイド」「ワン・オクロック・ジャンプ」も大好きです。「エイプリル・イン・パリス」の最後の「One More Time」と声を上げてエンディングを繰り返すところは何度聞いても楽しいです。

 プレイヤーではサックスのレスター・ヤングが好きですが、アコースティック・ギターのフレディ・グリーンが大好きでした。「オール・アメリカン・リズム・セクション」の一員です。彼のギターはフレットが高くて常人にはとても扱えないそうです。ザッザッとリズムの音も大きくて、録音の悪いレコードでもよく響いていました。彼はギターソロはとりませんでした。彼のいないアルバムを聴いたことがありますが、何か足りない音色でした。

 カウント・ベイシーが亡くなって、数年の後、フレディ・グリーンがあとを追います。 フランク・フォスターが楽団を継ぐのですが、新しい楽団のピアノが饒舌でどうもしっくり行きません。

 カウント・ベイシー、デューク・エリントン、グレン・ミラーとバンドマスターがいなくなると、途端に楽団としての魅力を感じなくなるのは私だけでしょうか。

 その点、クラシックは、ベルリンフィル、ウィーンフィルなど楽団の名声は衰えることなく、新しい指揮者の登場でいつまでも魅力的なのはどうしてでしょうか。