初心者の老人です

75才になって初めてVISTAを始めました。

ドラマの食事場面

2009年02月09日 18時20分44秒 | Weblog
 夕食の用意をしている女房が、
 「どうして、いつも食事時に、御馳走の番組があるの」
と叫びます。

 以前は、料理番組がどこの局でも花盛りで、出演の先生方の料理学校も生徒さんが大勢で賑わっていたようです。そのうち料理番組の材料費が高騰して番組の制作が難しくなり一時より下火になったことがありました。

 前は料理の作り方が主でしたが、最近の料理番組は、食べるほうにまわってきました。番組の中のコーナーで先生が料理をざっと作り上げて出演者たち一同が、
 「おいしい、おいしい」
 と食べています。

 また、旅番組でレポーターが地方の名物をおいしそうに食べるのですが、名物を口に入れた途端に

「おいしい」
「やわらかい」 
「まったりしている」

とか言います。もう一呼吸置いてから言えばもっとおいしそうに聞こえるのにと思うことがあります。もっとも、この旅番組では、三、四軒ハシゴで食事を撮りますから、レポーターも大変です…。

 テレビドラマの中で食事場面があります。食事は小道具係が小道具として用意しますが、テレビドラマでは本当に食事をとります。大勢の食事場面でセリフのある主演級の俳優さんは、セリフのことを考えてセリフの間に箸を使いますが、セリフのないその他の俳優さんは自由に食べられます。

 食事の場面のスケジュールはいつでもいいのですが、なるべく、昼食前の時間に予定を組むことにしています。食事の用意は社員食堂や近くの料理屋に注文しますが、ごはんは炊飯器に、味噌汁はジャーに入れて冷めない様にして、オカズはラップをかぶせて持ち込みます。

 映画で時代劇、現代劇の食事場面では、小道具係がセットに小道具として食事の用意はしますが、食べませんでした。最近の新しい映画の現場はどうしているのでしょうか。