初心者の老人です

75才になって初めてVISTAを始めました。

ロケーション名所

2009年02月15日 19時39分23秒 | Weblog
 学生のころから写真を趣味にしていました。京都の真冬は比叡おろしなど大変寒いところで雪の残る化野(あだしの)の念仏寺にまいりました。細い道が続く田舎道。雪が積もった念仏寺の境内は石仏、石塔は美しかったです。写真を撮って、本堂に行き住職さんに挨拶をすると、

「こんな寒い日によくお参りくださいました」

と熱いお茶を御馳走になりました。

 数十年たって念仏寺は門前土産物店が林立して昔日の面影はもうありせん。休日の嵐山一帯は心斎橋のような賑わいになります。

 念仏寺もよくロケーションの現場になりました。近くの大覚寺や隣の広沢の池、天竜寺、テレビ映画でもよく使われています。
 嵐山から三条通りの通称、藤原堤(ふしはらつつみ)がよく使われました。ここで大名行列や東海道になります。川の方から撮りますと後ろの近代的な建物が隠れて美しい松並木が写って具合がよかったのです。まもなく舗装されて車両の往来が激しく使えなくなりました。
 嵐山の上流で保津川と清滝川の合流地点、通称「落合」では天竜川の川下りなどに使われました。
 八幡市の近くの木津川下流の木造橋、通称「流れ橋」は時代劇やテレビの時代劇でいろいろ俳優さんが歩いた超有名な場所になっています。ここも、遠景に「第二京阪」が出来て、カメラアングルに制約ができたようです。
 世界遺産になった下鴨神社、糺の森の河合神社の塀のところで立ち回りか撮られます。御室の仁和寺境内は、大名屋敷の門前になります。
 二条城の入城門や庭園もよく使われました。いずれも名所旧跡は昔から禁煙でスタッフは大変困りまりました。神社仏閣の回りにだんだん近代的なビルディングや住宅が増えて、カメラの角度が限定されてきました。以前は、俳優さんの動きにつれてフォローできたのですが、カメラを固定して建物や電信柱などが写り込むと木の枝などで隠して固定された画面の外から俳優さんはフレームインすることになって演出上の制約も多くなってきています。