初心者の老人です

75才になって初めてVISTAを始めました。

電子的記録

2010年10月19日 23時18分29秒 | Weblog




昨日,小学校で孫のソフトホールの試合を

デジタル一眼レフて撮っていて

銀塩カメラのフィルムで始まった映像の記録が

いつの間にかデジタルカメラの電子的な映像の記録の

全盛になってしまいました

電子的映像の記録は何時からでしょう…





映画全盛の時代に,

テレビジョンが生放送の形式で

この世に現れました.

学生時代だった私は

新しい映像が現れたなあ

程度でした

最初は街角に置かれたテレビモニターに

大勢の観客が押し寄せました

やがて,家庭の茶の間に浸透していきました.

             … … …

映画人だった父親は、

えらいものが現れたなあ

といってあまり深刻に考えては

いませんでした






私の父親は音声のない活動写真と言われていた

サイレント映画からやがて音声の付いたトーキー映画になり

総天然色映画、カラー映画と進歩していく中で

第一線で働いて来た人でした

             … … …

あるとき、わが家の茶の間に置かれた

テレビを見ながら、父親は

「映画は我が一代で終わりなのかなあ…」

つぷやきました

             … … …

当時のアメリカで

新しく現れたテレビジョンに対抗するため

ワイドスクリーンの映画が作られました

20世紀フォックスのシネマスコープ映画「聖衣」を

きっかけに

映画スクリーンのワイド化が進みますが、

映画は斜陽化していきます.






テレビ番組を記録するのにフィルムを使った

キネレコーディング方式で精密なテレビモニターを16ミリカメラで

撮影する方式でした

テレビは間もなく,電子的に記録できるVTRが完成します.

これでテレビは完全にフィルム記録から別れることになるのです