初心者の老人です

75才になって初めてVISTAを始めました。

カラーネガフィルム

2010年10月27日 23時14分16秒 | Weblog



銀塩カメラで撮った写真は、

カラーフィルムもモノクロフィルムも

現像を済ませると

被写体の明暗が反対になった

ネガ(陰画)になります。

そのネガフィルムを密着焼きか引き伸ばしプリントに

しないかぎり明暗の正常なポジ(陽画)になりません





銀塩カメラで撮った写真はネガフィルムを現像して

プリントしなくては1枚、1枚の写真が

良い写真なのか悪い写真かわかりません

                   … … …

傑作写真は滅多にできません.

自分で納得する写真は撮れても

ほかの人に見せて

「ウン」と

頷かせる作品はめったにできません.

                    … … …

ベテラン写真愛好家は

「子供の写真は36枚撮って1枚撮れれば幸運だ」

といいます



撮り終わった銀塩フィルムをフィルム現像だけ

して

ネガを1枚1枚、ルーペで選択して

36枚中10枚くらいを

テストとしてL判サイズに焼けば

費用もぐっと安くなるのですが

                    … … …

ネガに慣れていても、明暗の反転した陰画を

見て,写っている人物の表情の善し悪しまで

分かりません.

                    … … …

仕方なく、36枚のネガを同時プリントしてしまいます.




馴染みのUカメラ店で,T光学(株)の

機械がデモンストレーション

に置かれていました.

この機械に、ネガフィルムを装填して、

テレビのAUX端子につなぐと

テレビの画面はポジ(陽画)になって

映るという便利な機械でした

銀塩フィルムのフィルム現像だけ頼んで

現像の済んだフィルムをこの機械にかけて

気に入ったネガをプリントに出せば良いなあと

虫の良いことを考えました

                    … … …

しかし、テレビの画面は走査線525本、NTSCの信号は

とても,ネガのピントや色の具合を精密に

判断することができませんでした.