◆【お節介焼き情報】 五節句とは何でしょうか?
ちょっとした情報が、私達の智慧となることは多々あります。
その情報が知恵の源泉であることに気づかないで機会損失を起こしていることは、それ以上に多いのかもしれません。
■ 五節句とは
節句(せっく)は、中国の陰陽五行説に由来して定着した日本の暦(「暦」も参照)における、伝統的な年中行事を行う季節の節目(ふしめ)となる日。日本の文化・風習。節供(せっく)、古くは節日(せちにち)とも。
この日には、日本の宮廷において節会(せちえ)と呼ばれる宴会が開かれた。年間にわたり様々な節句が存在しており、そのうちの5つを江戸時代に幕府が公的な行事・祝日として定めた。それが人日の節句、上巳の節句、端午の節句、七夕の節句、重陽の節句の五節句である。
「御節供」と呼ばれた節句料理はもともと五節句の祝儀料理すべてをいっていたが、のちに最も重要とされる人日の節句の正月料理を指すようになった[1]。そして、今日では「おせち」として、正月三が日もしくは七日にかけての松の内の期間において食べるものを指すようになっている[2]。ただ、今日でも人日の節句の七草粥など「節句料理」として残っているものがある[3]。
3月3日は、桃の節句です。
白酒を備えてお祝いをしたお宅もあると思います。
この日は、中国の陰陽五行説に由来する五節句の一つ「上巳(じょうし)」です。
それぞれの節句にお供えされる節句料理というのは決まっています。
節句というのは、季節の節目となる日で、1月7日の七草は「人日」といって七草を戴きます。
3月3日は、既述の通り「上巳」で菱餅や白酒が供されます。
5月5日は「端午」で柏餅(関東)やちまき(関西)が振る舞われます。
7月7日「七夕」はそうめん、9月9日は「重陽」で菊酒がつきものです。
残念ながら、五節句の料理を作って、すべてをお祝いするお宅は少ないでしょう。
かくいうわが家でも、お恥ずかしながら、年を追う毎にやらなくなってきています。