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■【心 de 経営】『書話力』を高める 7115 〃話のネタ〃の選び方 具体的でわかりやすい題材
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私には、「正しい日本語」とはなにか、というようなことを書いていくだけのバックグラウンドがあるわけではありません。一方で、人前でお話をする機会が多々あります。少しでも「美しい日本語ですね」と言われるような言い方をしたいと平素からこころがけています。
経営コンサルタント歴半世紀の経験から体得した『書話力』を皆さんとわかちたいと考え、図々しくここにご紹介します。あまりにも「あたり前」すぎて、笑われてしまうかも知れませんが、「あたり前のことが、あたり前にできる」という心情から、お節介焼き精神でお届けします。
経営コンサルタント歴半世紀の経験から体得した『書話力』を皆さんとわかちたいと考え、図々しくここにご紹介します。あまりにも「あたり前」すぎて、笑われてしまうかも知れませんが、「あたり前のことが、あたり前にできる」という心情から、お節介焼き精神でお届けします。
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■【あたりまえ経営のすすめ】3 すべてのビジネスパーソンがめざす一歩上の発想とスキル
時代に即したスキルを磨きながら、業務に活かし、自分の更なる成長に繋げるにはどうしたらよいのでしょうか。その方法は、多岐にわたると思います。
「あたりまえ経営のきょうか書」シリーズの第三章として、経営コンサルタントという仕事を通して、感じてきたことを、ビジネスパーソンに共通する面を中心にお話しています。
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■3-710 〃話のタネ〃 テーマ・話材の選び方
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「日本人は、議論に弱い」「日本人は、論理的な話し方ができない」などとしばしば言われます。かくいう私も、そう言われる人間のひとりです。
しかし、経営コンサルタントという仕事を半世紀も続けているうちに、それでは通じず、次第に、私なりの話し方やビジネスの仕方が、不充分ながら身についてきたように思えます。話すだけではなく、書くことにも共通する「表現力」というスキルがビジネスパーソンには不可欠です。「書く力」「話す力」をあわせて『書話の力』といい、表現力というスキルの一翼を担わせています。
この体験は、当ブログ「【小説】竹根好助の経営コンサルタント起業」としてもお届けしています。
https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/c39d85bcbaef8d346f607cef1ecfe950
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「日本人は、議論に弱い」「日本人は、論理的な話し方ができない」などとしばしば言われます。かくいう私も、そう言われる人間のひとりです。
しかし、経営コンサルタントという仕事を半世紀も続けているうちに、それでは通じず、次第に、私なりの話し方やビジネスの仕方が、不充分ながら身についてきたように思えます。話すだけではなく、書くことにも共通する「表現力」というスキルがビジネスパーソンには不可欠です。「書く力」「話す力」をあわせて『書話の力』といい、表現力というスキルの一翼を担わせています。
この体験は、当ブログ「【小説】竹根好助の経営コンサルタント起業」としてもお届けしています。
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■7115 〃話のネタ〃の選び方 具体的でわかりやすい題材
コンサルタントの育成を長年続けてきています。その時のテーマとして「経営とは何か」という、コンサルティングにおける基本中の基本の話しをしようとしました。しかし、受講者がいつになく少なかったのです。
まず、テーマが「経営とは何か」という、コンサルタントの先生や、それを目指している人にとっては、誰もが知っている内容です。「いまさら『経営』について勉強するまでもなく、これまでの知識で充分だ」と、知識の話をする研修会と勘違いする人もいました。
しかも「経営」という抽象的な言葉では、範囲が広すぎ、漠然としすぎていますので、受講する側も「この講師は何を話してくれるのか、タイトルが抽象的すぎて受講する価値があるのかどうか分からない」という思いでいたでしょう。
上記と同じ内容を話すのですが、タイトルを変えてみました。コンサルタントの先生や、それを目指している人が対象ですので、「コンサルティング課題の見つけ方 ~ コンサルタントの立場で考察する」とタイトルを変え、サブタイトルをつけました。幸いなことに、いつもと同じように多数の受講者が集まってくれました。
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このことから学べることは、「何を話すか」という観点からしますと、『具体的である』ということ、『その内容に即した具体的なテーマ名を付ける』ことという基本的なことを押さえることが肝要であるということです。
「経営とは?」と質問されても、即座に、明快に回答を返せる人は少ないです。「経営」という言葉が形がありませんので、抽象的すぎるのです。抽象的な話というのは、それが真理であり、重要なことであっても、聴き手にとっては、それほど魅力的に聞こえないのです。
「経営とは何か」ということは、コンサルタントにとっては、キチンとした考え方や思想を持つべきであると私は信じてやってきました。
別項でも、本件について触れていますが、私がまだ経営コンサルタントとして駆け出しの頃です。あるクライアントの社長から、「経営って、一体何なのでしょうね」とひとり言のように言われたのです。その社長は、日本を代表するT大学を優秀な成績で卒業した人で、自社の経営をいかにしたらうまく行くのか、平素かっら、考えに考えている真面目な経営者だったのです。
彼は「経営の本質が解れば経営者としてやるべき道も見えてくる」と考えたのです。ところが、アドバイスをする側の、経営コンサルタントである私は、経営学の教科書的な「経営」としてしか回答ができなかったのです。やむをえず、「社長、これから一緒に考えてゆきましょう」というのが、ようやくできたことでした。この屈辱をいかに払拭するか、挽回するか、必死で考えました。
その結果、経営コンサルタントとして、クライアントに何をすべきかと言うことを見いだすノウハウ的なことを見いだしたのです。しかも、それはコロンブスの卵的な方法だったのです。その屈辱的な経験を踏まえた上述の研修は成功といえる結果となりましたし、爾後も、「経営とは」というお話を、若手コンサルタント養成・育成研修では、大切なテーマとして繰り返しています。
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〃話のネタ〃を見つける基本は、具体性ある内容ですが、抽象的な表現も具体性ある形で表現しますと、〃話のネタ〃として使えるのです。
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コンサルタントの育成を長年続けてきています。その時のテーマとして「経営とは何か」という、コンサルティングにおける基本中の基本の話しをしようとしました。しかし、受講者がいつになく少なかったのです。
まず、テーマが「経営とは何か」という、コンサルタントの先生や、それを目指している人にとっては、誰もが知っている内容です。「いまさら『経営』について勉強するまでもなく、これまでの知識で充分だ」と、知識の話をする研修会と勘違いする人もいました。
しかも「経営」という抽象的な言葉では、範囲が広すぎ、漠然としすぎていますので、受講する側も「この講師は何を話してくれるのか、タイトルが抽象的すぎて受講する価値があるのかどうか分からない」という思いでいたでしょう。
上記と同じ内容を話すのですが、タイトルを変えてみました。コンサルタントの先生や、それを目指している人が対象ですので、「コンサルティング課題の見つけ方 ~ コンサルタントの立場で考察する」とタイトルを変え、サブタイトルをつけました。幸いなことに、いつもと同じように多数の受講者が集まってくれました。
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このことから学べることは、「何を話すか」という観点からしますと、『具体的である』ということ、『その内容に即した具体的なテーマ名を付ける』ことという基本的なことを押さえることが肝要であるということです。
「経営とは?」と質問されても、即座に、明快に回答を返せる人は少ないです。「経営」という言葉が形がありませんので、抽象的すぎるのです。抽象的な話というのは、それが真理であり、重要なことであっても、聴き手にとっては、それほど魅力的に聞こえないのです。
「経営とは何か」ということは、コンサルタントにとっては、キチンとした考え方や思想を持つべきであると私は信じてやってきました。
別項でも、本件について触れていますが、私がまだ経営コンサルタントとして駆け出しの頃です。あるクライアントの社長から、「経営って、一体何なのでしょうね」とひとり言のように言われたのです。その社長は、日本を代表するT大学を優秀な成績で卒業した人で、自社の経営をいかにしたらうまく行くのか、平素かっら、考えに考えている真面目な経営者だったのです。
彼は「経営の本質が解れば経営者としてやるべき道も見えてくる」と考えたのです。ところが、アドバイスをする側の、経営コンサルタントである私は、経営学の教科書的な「経営」としてしか回答ができなかったのです。やむをえず、「社長、これから一緒に考えてゆきましょう」というのが、ようやくできたことでした。この屈辱をいかに払拭するか、挽回するか、必死で考えました。
その結果、経営コンサルタントとして、クライアントに何をすべきかと言うことを見いだすノウハウ的なことを見いだしたのです。しかも、それはコロンブスの卵的な方法だったのです。その屈辱的な経験を踏まえた上述の研修は成功といえる結果となりましたし、爾後も、「経営とは」というお話を、若手コンサルタント養成・育成研修では、大切なテーマとして繰り返しています。
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〃話のネタ〃を見つける基本は、具体性ある内容ですが、抽象的な表現も具体性ある形で表現しますと、〃話のネタ〃として使えるのです。
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