経営コンサルタントへの道

コンサルタントのためのコンサルタントが、半世紀にわたる経験に基づき、経営やコンサルティングに関し毎日複数のブログを発信

【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記 8月1日 家具職人の技光るサウナ

2024-08-02 08:03:00 | 【小説風 傘寿】老いぼれコンサルタントの日記

 

  【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記 8月1日 家具職人の技光るサウナ 

 平素は、私どものブログをご愛読くださりありがとうございます。

 「【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記」を連載いたしていますが、お陰様で大変好評です。。

 日記ですので、原則的には毎日更新、毎日複数本発信掻くべきなのでしょうが、表題のように「老いぼれ」ですので、気が向いたときに書くことをご容赦ください。

 紀貫之の『土佐日記』の冒頭を模して、「をとこもすなる日記といふものを をきなもしてみんとてするなり」と、日々、日暮パソコンにむかひて、つれづれにおもふところを記るさん。

【 注 】

 日記の発信は、1日遅れ、すなわち内容は前日のことです。

■【小説風 傘寿の日記】
 私自身の前日の出来事を小説日記風に記述しています。
8月1日(木)
 8月1日をもちまして、「老いぼれコンサルタントの日記」も二年目にはいいます。
 読者の皆様のおかげで、三日坊主で終わらずに済みました。
 引きつづきご愛読の程をよろしくお願いします。
 ロジカル・ネゴーシエイションに関する研修の問い合わせが某社よりあり、早速、過去の研修資料を紐解き始めました。
 半日の短時間研修ですので、手持ちの材料で何とかできそうですので、受諾することにしました。
 その資料の中で、孫子の「闘わずして勝つ」ということを私が述べていることが分かりました。
 孫子の兵法は、経営管理にも参考となることが多いですので、再び孫子の兵法について、書いてみたいと言う気になりました。
 書くといいましても出版とまでは考えていなくて、ブログとか雑誌など向けに、これまでの経験からまとめてみたいと思います。
 やりたいテーマは山積しているのですが、手をつけられずにいることが多いのです。このように、何かのきっかけができると俄然ファイトが湧いてきます。
 私の事業を引き継いでくれた竹根好助ですが、その部下が時々自分の顧問先や元気な会社に私を招待してくれます。私が企業で、何を観て、何を話すか、私の半世紀のコンサルタント経験を盗み取り、コンサルタントとして、それを顧問先に活かしたいという考えのようです。
 竹根の部下が紹介してくれた企業は、遠方にあるので、オンラインでインタビューと社内見学をさせていただきました。
◆【成功企業・元気な会社・頑張る社長】 家具職人の技光るサウナ…人との縁が事業を拓く 3125-4801
 世は空前のサウナブームだという。おじさんたちのリフレッシュの場という昔のイメージは一変し、Z世代の若者たちが流行の牽引役になっている。若い女性にも受け入れられ、美容やストレス発散に利用する人が増えているそうだ。2021年の新語・流行語大賞に「ととのう」という“サウナ用語”がノミネートされたが、それから時間を経過した今もその人気は衰えを知らず、もはや文化として定着しているようにも感じられる。

 愛知県春日井市でオーダー家具や店舗什器を手掛けるA社は北海道・知床にあるリゾートホテルのサウナ施設の製作にチャレンジし、事業領域を広げる足がかりを作った。流線形が美しい3D加工のサウナはこれまでのイメージを覆す斬新なデザイン。業界の大きな注目を集め、製作依頼や相談が相次ぐようになった。
 代表取締役のM氏が1994年に創業したA社は20人以上の家具職人を擁する東海地区で最大規模の職人集団だ。熟練した職人の技と、3D設計や5軸CNCと呼ばれる切削加工機を駆使。複雑な造形も難なく作り上げる技術力を強みとしている。しかし、コロナ禍で店舗什器やオーダー家具の受注が減少。新たな販路の開拓が課題となっていた。
 そんなA社とサウナを結びつけたのは、人と人との不思議な縁だった。立役者となったのが営業開発部長のO氏。「一つの業界の中で営業をするには限界がある」と感じ、さまざまな分野のビジネスパーソンが集うオンラインサロンに参加した。サロンのメンバーとの交流からビジネスチャンスを模索する一方、サロンに参加していた学生たちとものづくりのプロジェクトを展開した。
 学生たちがアイデアを出し合い、自社の加工技術を駆使して作り上げた木製作品は大きな話題を呼んだ。それがきっかけとなって、サロンのメンバーを通じて、知床のサウナのプロデューサーとつながった。専門のサウナメーカーもしり込みするデザインで、引き受け手がなかなか見つからなかったそうだが、O氏は「サウナは作ったことがないが、できる。挑戦します!」と二つ返事で引き受けた。
 面白いことに製作したサウナが評判になると、今度はサウナ愛好家たちとの縁が広がった。サウナ好きの経営者グループや異業種の企業、地元百貨店との交流も生まれた。「サウナに入りながら、ビジネスの提案をいただくことがある」という。2月末には百貨店で開催される東海地区初のサウナ催事を監修する。北欧でサウナは社交場の役割を持つそうだが、北欧流の裸のつきあいからA社がどんなビジネスを“ととのえる”のか。今後の活躍が楽しみだ。
【 コメント 】
 もともとは、オーダー家具や店舗什器の製作をしていた会社が、「情報」をもとに、これまでとは異なる分野に自社技術を活用するというCHANCEをCHANGEにと、挑戦したことに始まります。
 機会を活かせるかどうかが、その企業の実力の高さに繋がるという典型的な好事例と言えます。
 情報の源が人脈にあるということも重視した行動が、成長の根底にあると言えます。また、設備投資の重要性も分かっているようです。
 自社の実力の範囲を常に意識して、新たなチャレンジをするかどうかを判断することを誤ると火傷をしかねないことを心得ている必要があります。

■【今日は何の日】

 当ブログは、既述の通り首題月日の日記で、1日遅れで発信されています。

 この欄には、発信日の【今日は何の日】と【きょうの人】などをご紹介します。

  https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/7c95cf6be2a48538c0855431edba1930

■【経営コンサルタントの独り言】

 その日の出来事や自分がしたことをもとに、随筆風に記述してゆきます。経営コンサルティング経験からの見解は、上から目線的に見えるかも知れませんが、反面教師として読んでくださると幸いです。

■ 水資源と異常天候 801

 私の住んでいます関東地方でも、ときどき取水制限が行われます。

 一方で、地球温暖化の影響でしょうか、集中豪雨による局地的な災害が多く発生するようになりました。

 2020年には、東京でも多摩川の氾濫が何十年ぶりかで起こりました。

 雨をコントロールするのは神様なのでしょうか、カミナリ様なのでしょうか?

 でも、20世紀以降、人類はあまりにも地球を痛めすぎてきました。

 その報いを、神様・雷様が与えているのではないでしょうか。

 それに対して、真摯に取り組もうという姿勢に欠けています。

 あまりにも自己中心的な考え方が蔓延していることに対して反省もありません。

 これでは、神様も雷様も許しては下さらないでしょう。

■【老いぼれコンサルタントのブログ】

 ブログで、このようなことをつぶやきました。タイトルだけのご案内です。詳細はリンク先にありますので、ご笑覧くださると嬉しいです。

 

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■バックナンバー
  https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/a8e7a72e1eada198f474d86d7aaf43db


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