経営コンサルタントへの道

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【カシャリ!ひとり旅】 山形県山形市 山寺(立石寺)8 弥陀洞と仁王門 自然彫刻vs運慶彫刻 160180

2022-12-25 12:03:00 | 【カシャリ!ひとり旅】 宮城・山形・福島

  【カシャリ!ひとり旅】 山形県山形市 山寺(立石寺)8 弥陀洞と仁王門 自然彫刻vs運慶彫刻 160180

 

 若い頃からひとり旅が好きで、経営コンサルタントとして独立してからは、仕事の合間か、旅行の合間に仕事をしたのかわかりませんが、カメラをぶら下げて【カシャリ! ひとり旅】をしてきました。

 旅は、時間に追われる現実からの開放、明日への糧となります。

 写真は、自分の記録であるとともに、お節介焼き精神から、他の人に情報提供も兼ねてとり続けてきました。

 何を思って撮影したのだろうか? 自分も行ってみたい・・・

 他の人に、そう思っていただける写真を撮りたいと思って、ライフワークとして、続けられるだけ続けてまいりたいです。

 

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■■ 山形県山形市 山寺(立石寺)8 弥陀洞と仁王門 自然彫刻vs運慶彫刻

  https://www.rissyakuji.jp/

 「山寺」(やまでら)は、正式には「宝珠山立石寺」といいます。山形市より仙山線で北東方向に行った所にあります。

 奈良時代に開かれたと伝わる寺院で、東北を代表する霊山で、その岩山・絶壁に沿って多くのお堂が建てられています。途中に自然の岩肌、そして見上げる奥の院、そして五大堂からの眺望など風光明媚な景勝地として国指定名勝となっています。

 山形駅から仙山線で20分ほどで山寺駅に着きます。ホームから、堂于や岩肌が見え、思わずシャッターを切ってしまいます。参道へは、4本ほどの入り口がありますが、一番奥の参道入り口まで徒歩10分のところから登り始めます。「登山口」という立て看板があることからも、お寺参りと言うよりは登山なのだと認識した方がよろしいでしょう。

 石段を見上げますと、この先、並々ならぬ道のりであるという思いと、その背景に見える堂于に対する期待とが交錯します。石段を登り切りますと、最初に現れるのが根本中堂です。室町時代に初代山形城主・斯波兼頼が再建し、国指定重要文化財となっています。

 根本中堂から、西に向かう参道を進むと、芭蕉の有名な『閑さや 巌にしみ入る 蝉の声』という句碑や清和天皇御宝塔、日枝神社があります。その先にあるのが鎌倉時代に造られたとされる山門で、ここで入山料をお支払いします。ここから奥の院まで、1000段の石段があり、健脚な人なら30分でたどり着くと言われます。

 参道沿いにある堂宇や塚などで写真をとったりする私は、普通の参詣者の3倍の時間がかかります。

 参道のほぼ真ん中あたりにあるのがせみ塚です。そこからしばらく登りますと弥陀堂、仁王門があります。右手に修行のいわば胎内道などを山腹に見ながら、観明院にたどり着き、不徳ながら、そこの縁に腰を下ろして一休みをしました。

 その正面を見上げますと、開山堂・五大堂です。「五大堂」からの風景は絶景で、月並みな表現になってしまいますが、それまでの疲れが一気に吹き飛んだ気がします。そこでゆっくりとしたいところですが、座るところがありません。そこにあるのは、心ない人による落書きで、大変なる興ざめでした。

 半世紀前に来たときには一気に五大堂まで登ってきましたが、健脚な人なら20分ほどでたどり着けるでしょうが、私は1時間以上もかけて登りました。

 そこから、一切経堂や最上義光御霊廟に寄り道をしてから奥之院と大仏殿を参詣して下山の途につきました。

 下山口から西に進んだところに立石寺本坊があります。その手前に小さな池があり、門をくぐると本坊前の枯山水庭園が見えてきました。山々を借景にしたこじんまりとした庭園でした。

 庭園を見てから、対面石のところにある茶屋で食事をしてから、山形のホテルに戻りました。紅葉が処々に残る11月末の参詣でした。

 

■ アクセス
 

 山形駅-山寺駅 20分弱

 JR仙山線 山寺駅より参道入口まで徒歩10分

 〒999-3301 山形県山形市山寺4456-1 

 

 

根本中堂から日枝神社を参拝し宝物殿前から進むと

「山寺」の入り口、「山門」をくぐると、上り坂に入り、

姥堂や四寸道を、その周辺にある石像・石物をお詣りし、

せみ塚で一休みをしました。

 

せみ塚で一休みしてから歩き出しますと

左手に大きな岩が見えてきました。

仁王門前にせり出す百丈岩でしょうか。

 

右手にも大きな岩が立っていました。

弥陀洞です。

 

弥陀洞

 

ながい歳月の雨風が、直立した岩をけずり、

阿弥陀如来の姿をつくり出しました。

えぐり取られた部分が、仏様のように見えます。

それを、1丈6尺(約4.8メートル)の姿から丈六の阿弥陀ともいいます。

ここが、仏のお姿に見ることができる人には、幸福がおとずれるといわれています。

 

 山寺の岩は、新第三紀中新世の凝灰岩からなっており、

自然の景観を土台にして、宗教文化の殿堂が築きあげられています。

 

弥陀洞の脇の岩やその前には

石塔が並んだり、刻まれたりしています。

 

弥陀洞の左側の大岩は

口を開いたジョーズに見え、

おもわずカシャリ

 

弥陀洞の前から見上げますと仁王門が見えてきました。

ここまで約600段

ほぼ、三分の二の行程を登ってきたことになります。

 

仁王門

 

嘉永元年(1848)に再建された、けやき材の優美な門です。

左右に安置された仁王尊像は、運慶の弟子たちの作といわれ

邪心をもつ人は登ってはいけないと、睨みつけているのだそうです。
 

 

阿仰像

 

阿仰像

 

説明板にあるように、確かに睨まれている凝相です。

 

足元には大きなわらじが置かれていました。

 

吽形像

 

吽形像

 

仁王門前から振り返ると

弥陀洞からずいぶんと登ってきたことがわかります。

まだ、360余段も上らなければなりません。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  リスト http://www.glomaconj.com/butsuzou/meisho/indexmovie.htm

 

 

 

 

 

 

  ■ カシャリ! ひとり旅



 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




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