カミさんに気管支喘息があるので、カビを防ぐための対策には気をつかっている。
越谷は、その地名が示すとおりの低湿地帯で、床下から湿気が上がりやすい。
布基礎構造のわが家は、床下の土がいつも湿っているので、床下換気ファンを常時稼働させている。
今度の新しい家は心配ないと思うのだが、念のために二つの注文をつけた。
ひとつ目は、ベタ基礎の下に敷き込むポリエチレンシートを厚手にしてもらったこと。
防湿シートの敷き込みは標準施工になっているが、調べてもらうとシートの厚みが0.1ミリしかない。
施工の手順は、砕石の上にシートを敷き、その上に配筋してコンクリを打つ。
シートを踏みつけながら、鉄筋工が作業したら、どういうことが起きるか。
間違いなく、0.1ミリのシートは穴だらけになる。
設計者は、人が踏んで穴があくことを想定していないのである。
シート厚を0.2ミリにすると、作業者が踏んでも、ほぼ破れないらしい。
注文のふたつ目は、基礎コンクリート側面に換気口を特設すること。
標準で設置される床下換気口は、土台と基礎コンクリートの間に設けたスキマである。
このスキマは家の全周にあるから、計算上では大きな換気能力になる。
しかし、実際上は、従来型の大きな換気口よりも換気能力が低そうな気がする。
それに、スキマというものは詰まりやすいし、その管理もしにくい。
ボクは、基礎コンクリートの側面に、100ミリの丸穴をあけるように依頼した。
見た目は感心しないが、こうしておけば、いつでも機械換気を導入することが出来る。
写真は、過去10数年間回り続けている、手作りの床下換気装置。
本来は汲み取り式トイレの排気筒に付ける換気扇である。
参考記事はこちら。
越谷は、その地名が示すとおりの低湿地帯で、床下から湿気が上がりやすい。
布基礎構造のわが家は、床下の土がいつも湿っているので、床下換気ファンを常時稼働させている。
今度の新しい家は心配ないと思うのだが、念のために二つの注文をつけた。
ひとつ目は、ベタ基礎の下に敷き込むポリエチレンシートを厚手にしてもらったこと。
防湿シートの敷き込みは標準施工になっているが、調べてもらうとシートの厚みが0.1ミリしかない。
施工の手順は、砕石の上にシートを敷き、その上に配筋してコンクリを打つ。
シートを踏みつけながら、鉄筋工が作業したら、どういうことが起きるか。
間違いなく、0.1ミリのシートは穴だらけになる。
設計者は、人が踏んで穴があくことを想定していないのである。
シート厚を0.2ミリにすると、作業者が踏んでも、ほぼ破れないらしい。
注文のふたつ目は、基礎コンクリート側面に換気口を特設すること。
標準で設置される床下換気口は、土台と基礎コンクリートの間に設けたスキマである。
このスキマは家の全周にあるから、計算上では大きな換気能力になる。
しかし、実際上は、従来型の大きな換気口よりも換気能力が低そうな気がする。
それに、スキマというものは詰まりやすいし、その管理もしにくい。
ボクは、基礎コンクリートの側面に、100ミリの丸穴をあけるように依頼した。
見た目は感心しないが、こうしておけば、いつでも機械換気を導入することが出来る。
写真は、過去10数年間回り続けている、手作りの床下換気装置。
本来は汲み取り式トイレの排気筒に付ける換気扇である。
参考記事はこちら。