車内の既設のコードに、新しいカメラのコードを繋がなければならない。
どちらのコードも、切り開くと4本の線が入っていた。
左が新カメラのコードで、右が既設のコード。
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バックギヤに入れると、既設コードの赤に6ボルトが検出されたので、これは電源線だろう。これは新カメラの電源と思われる赤線に繋ぐのが無難。
他の線の繋ぎ方の手掛かりは無いが、電源線でなければ間違えても壊れる心配は小さそうである。
繋ぎの組み合わせは、いったい何通りあるのだろう。
繋ぎ替える度に、いちいちバックギヤに入れてみて、映像を確かめるつもりである。
勘違いしないように、4色のワニ口クリップを使った。
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細線の組み合わせを何種類も書き出して、順番に試した。
繋いだら、運転席へ行って、ブレーキを踏んだままバックギヤに入れ、モニター映像を確認する。
映らなかったら、後部居室に戻って繋ぎ替えて、また同じことを繰り返す。
行ったり来たり、いい運動になる。
そのうちに映ると期待して続けたが、壊れるかもしれないというスリルもある。
そして、幸いに壊れるよりも先に映ってくれ、思わずガッツポーズ。
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元のボケ映像とはエライ違いである。
これで最大の難関が突破出来た。
残る作業は多いが難しくはない。
剥がした壁を元通りにして、取り外していた棚を付け戻した。
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左が古カメラで、右が新品。
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両方付けておけば、もし今回の接続に問題が有って旅行中に突然故障したら、古いのに繋ぎ変えることが出来る。
心配し過ぎかも。
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