「見沼田んぼ」は、昔は名前通りに田んぼだったが、今は植木畑などに変わっている。
行けば何かの花が見られるだろうと期待して出かけた。
広大な見沼エリアの農道を、車でゆっくりと進み、花のある畑を巡った。
これはボケの畑。

名前は分からないが、早咲きで満開の桜。

そのうちに見頃の桃畑を発見。

花は満開だが人の姿など無い。
道路脇に車をとめ、窓から花見のランチにした。

のんびり食べたのに、その間の人影はゼロだった。
食後は見沼氷川公園へ行って腹ごなしの散歩。
園内の河津桜が満開で、これは見応えがあった。

右の白い花は満開のコブシ。
メジロが河津桜の花蜜を吸っていた。

見沼代用水の浅瀬で鯉の群れがバシャバシャやっていた。
産卵か婚活だろう。

その中に巨大な色鯉が。

カミさんが「捕まえれば高く売れるんじゃないの?」
残念ながら鮭すくいのタモ網は持参していない。
その後、見沼の植物園で椿の多品種を見学。
最後にいつもの温室に立ち寄ると、今年はカカオが豊作。

これは、動物が食べやすいようにと、幹の低い位置に実をつける「幹生花」。
桜が幹に花を咲かせるのもこれと同類。
今年はバナナも豊作のようだった。

温室内は温度が一定なので、ここのバナナは実をつけても死なないという。
これで見沼散歩はおしまい。
天気は良かったし、花は見たし、今日も穏やかな一日を過ごすことが出来た。
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