カミさんが「長電話すると耳が熱くてたまらない」とこぼしている。
先月、二人一緒に買い替えたばかりの国産スマホ。
ようやく新スマホの操作に慣れたのに、このトラブルである。
ボクのも同一機種なので比較してみた。
2台を相互通話状態にして、耳を当てる部分にハンカチを載せて保温し、表面の温度変化を調べた。
音声の有無も影響あるだろうと、スマホの傍らで大声でおしゃべり。
ボクのスマホ→ 5分後/32.5度 10分後/32.5度
カミさんの → 5分後/37.2度 10分後/39.0度
39度を耳に当ててみると十分に不快な熱さである。
カミさんは1時間ほどの長電話をするから、もっと上がるのだろう。
長電話防止には効果的かもしれないが、契約は「話し放題」である。
これは温度を下げたほうが良い。
交換してもらおうと、買った携帯会社に電話すると
「スマホ本体の問題だからメーカーに言ってください」。
あっけなく振られてしまった。
メーカーに何度も電話してようやく繋がると、
「新品交換はしておりません。不具合は全て修理対応になります」
いろいろ言ってもラチがあかない。
「御社の社内ルールはわかったけど、買ったその場で故障しても修理対応というのは世間に通らないでしょう。例外扱いも有る筈だから温度データを見せて上司と相談してください」
促すために、ちょっと怒ったふり。
「暫くお待ち下さい」と数分待たされてから、「はい、新品交換致します」。
新品が届いたら故障品を返送しなければならない。
再びデータの載せ替えもしなければならない。
携帯会社の乗り換えというのは厄介なものだ。
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