kenharuの日記

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釣った鮭の持ち帰り方

2024-03-03 | 食べ物
釣った鮭を常温で長期保存する新しい方法を成功させた。
車旅を続けながら可能な保存法である。

過去にやっていたのは
①冷凍保存・・・設備や費用が必要
②山漬け風の塩まぶし保存・・・管理に大変な手間がかかる
キャンピングカー旅をする人にとっては、どちらも簡単ではない。

今回、新たに成功したのは「飽和食塩水に沈める」方法である。
①釣った鮭の頭や内臓を取り除き、2つにぶつ切りにする。
②塩まぶしにしてから、分厚いポリ袋に入れて、さらに大量の塩を投入。
③必要最小限の水を入れ(注1)、鮭が空気に触れない状態にして口を閉じる。
④鮭から水が出てきたら多すぎる水は抜いて構わないが、鮭は空気に触れさせないで完全水没させ、溶けきれない塩が常時見えている状態を維持する(注2)。こうすることで保存温度が高くても長期間傷まない。

帰宅後はこれを切り身にしてから冷凍保存にした。
必要に応じて解凍し、24時間ほど塩抜きしてから食べている。


今日はこの切り身を食べた。
面白いことに、冷凍保存にして持ち帰った鮭よりも、この飽和食塩水漬けの方が美味しい。
今年からは冷凍保存の持ち帰りをやめようと思っている。

(注1)
漬け込みの最初に少量の水を加えるのは、鮭から水の出るのを待つと、その間に鮭が傷んでしまうからである。

(注2)
同じ塩漬けでも空気に触れる「山漬け」とは違って、食塩水に沈めると空気が遮断されるため、嫌気性のポツリヌス菌が繁殖する恐れがある。それを防ぐため食塩水は常時飽和状態(塩分濃度26%)を維持する。なお、マネされる方は100%自己責任



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4 コメント

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Unknown (写楽湯遊)
2024-03-03 20:01:32
次に鮭を釣った時は真似させてもらいます。
釣れたらの話になりますがね!
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Unknown (ふくろうキャンカー)
2024-03-03 20:52:12
我が家のサケも底を尽きました。
最後は味も悪く乾燥気味でした。
この保存方法だったら良いかもしれませんね。
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写楽さんへ (kenharu)
2024-03-03 21:29:41
ボツリヌス菌が出す毒素は致死性の猛毒なので、最初は恐る恐るごく微量の試食から始めました。
人体実験はパスしています(笑)
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ふくろうさんへ (kenharu)
2024-03-03 21:40:52
帰宅して半月ほど放置してから、切り身にして真空パックして冷凍しました。
あまりにも塩辛いので24時間の塩抜きでは抜けきれませんでした。
鮭もワラビも飽和食塩水に漬けておけば長期保存が出来るようですね。
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