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ごっとさんのブログ

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がん免疫療法は有効か?

2015-01-23 10:10:20 | 健康・医療
がん免疫療法についてですが、その前に昨日の錦織選手の試合を少し。
9時からでしたので、テレビにくぎ付けでしたが、前に書きましたように1回戦を無事勝ち上がれば、2,3回戦は突破できるであろうと考えていました。試合が始まるとまあ調子もよさそうなので、これならばとやや安心していました。ところが攻めすぎたのか、ミスが多く1セットを取られてしまいました。それでも2セット目以後は、錦織らしさが出て順調にとっていきました。何度かハラハラする場面もありましたが、無事3-1で勝利しました。

免疫療法についてですが、前にも書いたように免疫力でがん細胞をやっつけることができれば、はるかに治療効果が上がると考えています。現在色々な治療機関で免疫療法が実施されているようですが、本当に効果があるのかは明らかになっていません。私も小さながん細胞ができたとき、免疫によって自然治癒している人かなりいるのではないかと考えていますが、これは単なる憶測であって科学的に立証されているわけではありません。それでも担子菌というキノコの種類からとった薬が、がんの薬として認可されていますので、免疫力を上げるとがんを治すという可能性はあるのかもしれません。

免疫療法という名前になっていませんが、その先駆けは「丸山ワクチン」ではないでしょうか。たぶん1970年代ごろから騒がれていますので、もう半世紀近くになります。あまり確かではないかもしれませんが、このワクチンは、結核患者にはがんが少ないということからできたといわれています。結核菌を無毒化し、表層の細部壁部分を取り出したようで、リポ多糖が主成分とされています。なぜワクチンという名前になったかわかりませんが、もし効果があれば免疫活性を高めるということだと思われます。現在までかなりの人がこれを使用しているようですが、いまだに有効かどうかの判定ができておらず、認可されていません。

信じて治療に使っている人には申し訳ないのですが、科学的にはプラシーボ効果以上のことはないような気がします。つまりこれは効くはずだという気持ちで、若干回復している人も出ている程度のような気がします。

現在、行われている免疫療法については次回に続きます。