ごっとさんのブログ

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イスラム国拘束問題はどうなる

2015-01-25 11:45:57 | 時事
日本人2人がイスラム国に拘束され、身代金2億ドルを要求されていることが大きな問題となっています。

その前に昨日の錦織選手ですが、3回戦を録画しておいたものを帰ってから見ました。前に書いたようにここまではそれほど問題なく勝てるだろうという予想をしていましたが、実際の試合はそれほど甘くないようです。1セット目を見る限り、それほど強敵という感じではなかったのですが、タイブレークまで行き、競った展開の中でサーブをミスし取られてしまいました。しかし2セット目以後は、バックのスライスにも対応でき順当に勝っていきました。やはり錦織は本物に近くなっているようです。

さてイスラム国問題ですが、政府は人命第一であり、テロリストの要求には屈しないという態度を取っているようです。しっかり情報を収集し、交渉していくということですが、交渉相手は特定できるのでしょうか。日本は昔、「人の命は地球よりも重い」とか言った首相もおり、テロリストの要求を飲んだ経緯もあります。このときはある意味国内の問題でしたが、今回は国際的な問題です。しっかりした対応を期待したいのですが、果たして交渉はできるのでしょうか。まともな相手であれば、国際的に非難されるとか、孤立するといったことを主張すれば、それなりに効果があるかもしれませんが、イスラム国相手では、全く無意味でしょう。

イスラム国にとって日本は、敵なのか中立なのかなど関係なく、金がとれる国かどうかだけではないでしょうか。つまり交渉するといっても、単に金額の問題になるだけのような気がします。私としては、アメリカ・イギリスのように、テロリストの要求は断固拒否するという態度を取ってほしいのですが、フランス・イタリアのように、裏でこっそり金を渡して釈放を願うことになりそうな気がします。これは本来やってはいけないことですが、ある意味やむを得ない一般的な行動になっているようです。

以前日本では、イラクで人質になった人たちに、「自己責任」ということでバッシングが起きたことがありました。私はこれはあまり賛成できませんでしたが、やはり紛争国・戦地に赴く以上、本人もある程度は覚悟していることだと思います。このような形で命を失うということは、非難されることであり、かわいそう・気の毒なことではありますが、日本も国際的に重要な役割を負うためには、断固テロリストに屈しないという態度を取ってほしいものです。