前回途中経過を書いたイタリア国際オープンテニス(ATP-1000)は、マレーの優勝で幕を閉じました。
錦織の3回戦まで書いたのですが、準々決勝は予想外のオーストリアの若手のティエムとの対戦となりました。順調にいくとフェデラーと当るはずでしたが、このティエムが勝ち上がってきたのです。
この3回戦のフェデラー-ティエム戦は、錦織の試合と並行して行うはずだったのですが、錦織の試合開始が遅れ、NHK-BSがそれまでこの試合を中継していたのです。ちょうどこの試合が終わったのち錦織が始まりましたので、すべて観戦することができました。
フェデラーがやや下り坂かという時期ではありますが、ティエムの強さが際立った試合でした。大波乱のストレート勝ちでした。現在注目している若手世代は数人いるのですが、この22歳ティエムが筆頭となっているようです。かなり強烈な200キロを超えるサーブと、強いフォア、安定したバックと3拍子揃っていました。
錦織の準々決勝が(この時錦織の試合は終わっていませんが)フェデラーでなくてよかったのか、より強い相手になったのかやや不安でした。翌日このティエムとの準々決勝でしたが、何と午前4時からになってしまいました。通常は録画してみるのですが、正直錦織が負ける可能性が高いような気がしました。そのくらい対フェデラー戦がすばらしい出来だったのです。結局早めに寝て4時に起きだして、ライブで観戦しました。
いざ始まってみると、ティエムは非常に鋭いショットを左右に打ち分けてきました。しかし錦織はどちらかと言えばこういったタイプの選手は好きで、かなりうまく対応していました。明らかに押されている場面はありましたが、うまくつないで反撃に出るというパターンで、錦織やや優位で進んでいきました。やはりまだ若いためかいわゆる雑に見える部分があり、そこをついで錦織がブレークし1セットを取りました。
これで一安心ですが、どうも錦織は1セットとると次がやや甘くなるというか、集中が切れることがあります。ところがこの試合では錦織の集中力もしっかりしていたのですが、ティエムのギアが上がった感じになりました。1セットとられたことで勝負に出てきたようなところもあります。2セットは本当に素晴らしい戦いになり、勝負の行方は分からないような展開でした。
しかし5-5となった時、やはり錦織の方がやや上手でブレークし、7-5で取りストレート勝ちになりました。しかしこの若いティエムはこれからも脅威になりそうです。結局は錦織の強さが本物であることを証明した試合となりました。
結果を書いた割には途中になりましたので次回に続きます。
錦織の3回戦まで書いたのですが、準々決勝は予想外のオーストリアの若手のティエムとの対戦となりました。順調にいくとフェデラーと当るはずでしたが、このティエムが勝ち上がってきたのです。
この3回戦のフェデラー-ティエム戦は、錦織の試合と並行して行うはずだったのですが、錦織の試合開始が遅れ、NHK-BSがそれまでこの試合を中継していたのです。ちょうどこの試合が終わったのち錦織が始まりましたので、すべて観戦することができました。
フェデラーがやや下り坂かという時期ではありますが、ティエムの強さが際立った試合でした。大波乱のストレート勝ちでした。現在注目している若手世代は数人いるのですが、この22歳ティエムが筆頭となっているようです。かなり強烈な200キロを超えるサーブと、強いフォア、安定したバックと3拍子揃っていました。
錦織の準々決勝が(この時錦織の試合は終わっていませんが)フェデラーでなくてよかったのか、より強い相手になったのかやや不安でした。翌日このティエムとの準々決勝でしたが、何と午前4時からになってしまいました。通常は録画してみるのですが、正直錦織が負ける可能性が高いような気がしました。そのくらい対フェデラー戦がすばらしい出来だったのです。結局早めに寝て4時に起きだして、ライブで観戦しました。
いざ始まってみると、ティエムは非常に鋭いショットを左右に打ち分けてきました。しかし錦織はどちらかと言えばこういったタイプの選手は好きで、かなりうまく対応していました。明らかに押されている場面はありましたが、うまくつないで反撃に出るというパターンで、錦織やや優位で進んでいきました。やはりまだ若いためかいわゆる雑に見える部分があり、そこをついで錦織がブレークし1セットを取りました。
これで一安心ですが、どうも錦織は1セットとると次がやや甘くなるというか、集中が切れることがあります。ところがこの試合では錦織の集中力もしっかりしていたのですが、ティエムのギアが上がった感じになりました。1セットとられたことで勝負に出てきたようなところもあります。2セットは本当に素晴らしい戦いになり、勝負の行方は分からないような展開でした。
しかし5-5となった時、やはり錦織の方がやや上手でブレークし、7-5で取りストレート勝ちになりました。しかしこの若いティエムはこれからも脅威になりそうです。結局は錦織の強さが本物であることを証明した試合となりました。
結果を書いた割には途中になりましたので次回に続きます。