雨の中の定例囲碁会

昨日５月度の定例囲碁会に行ってきました。本来第１月曜日ですが、ゴールデンウイーク中は避けようということで、昨日になりましたが、話をしてみると連休中もみな暇だったようです。

あいにくの小雨でしたが、碁会所の中に入ってしまえば、あまり関係ありません。かなり早めに行ったのですが、もう始まっていました。やはり年を取るとだんだん早く集まるようです。

すぐＳさんも来て私も打ち始めましたが、前にも書きましたようにＳさんとは４子局というかなり厳しいハンデ戦です。私がタブレットで時々やっている、サーバー囲碁の非常に強い相手は、攻め合いなどにならずいつの間にか負けてしまいます。今回はこういった碁を目指してみました。

特に打ち込んだりしなくても、微妙に緩い手を打ってくれるので、だんだん碁になってきました。終盤近く数えてみると、若干私がよさそうでしたが、このＳさんは非常に寄せがうまいのです。本来４子も置いているので私のほうが有利に寄せられるはずが、非常にうまく寄せられてしまいました。

これではやや負けてしまったかと思っていたのですが、終局後数えてみるとなんと全く同数の持碁でした。もうずいぶん長くやっていますが、持碁になったのは初めてで、ルールでは引き分けはなく、置き碁の場合は白勝ちとなるようで、私の勝ちで決着しました。

２局目のＩさんとの碁は、珍しく挟んで来たり、打ち込んできたりと激しい碁になりました。私のほうが攻めていたはずですが、いつの間にか大石どうしの攻め合いになってしまいました。私のほうが手数が短そうでしたが、相手の石の形が悪いところを突き、要の２子とりと外への脱出を見合いにすることができました。

ここでＩさんは投了しましたが、その少し前から検討し、やはりＩさんが無理な手を打っていたようです。

最後のＫさんとは２子局ですが、私がやや有利なかたちで淡々と進みました。ところが私がちょっとしたミスをして、非常に細かくなってしまいました。それでも少しは勝っているかと最後まで行ったのですが、本当に最後に私がうっかりしたところが出て、３子を取られてしまいました。結局数えてみると２目負けという結果でしたが、本当に最後まで集中しないといけない見本のような碁でした。

それでも２勝１敗が２人と１勝２敗が２人といういい手合いだったようです。いつものように飲み会に行ったのですが、飲み始めてしばらくして、Ｋさんの歯が痛み出し普段より早めに終わりにしました。歳をとるといろいろ出てきますが、この囲碁会はまだまだ続きそうです。