ごっとさんのブログ

病気を治すのは薬ではなく自分自身
  
   薬と猫と時々時事

マドリードオープン 錦織2回戦

2016-05-05 11:02:39 | テニス
先日ちょっと触れましたように、現在マスターズであるマドリードオープン(ATP-1000)が開催されており、錦織は第6シードで参加しています。

錦織は1回戦は免除でしたので、昨日の2回戦が初戦となり、イタリアの31位フォニーニとの対戦となりました。このところ錦織は出場している大会で順当に勝ち上がり、初戦をこのブログで書くことはなかったのですが、昨日は本当に危ない試合を紙一重、あるいは大逆転で勝ちましたので、書いてみることにしました。

この試合もマスターズですので、NHK-BSがライブ中継しますし、試合の時間も午後9時からと理想的な条件でした。夕食後少し早めに風呂にも入り、ウイスキーを飲みながらゆっくり観戦しました。

フォニーニは昨年クレーコートでナダルに2回勝つといったやや怖い相手でしたが、錦織もこのところ好調ですので安心してみていました。

実際に試合が始まると、開始早々錦織は相手のサーブをブレークし、なんと4ゲームを連取してしまいました。これでこのセットはほぼ決まり、かみさんともあまりに簡単に勝つとつまらないなどといっていました。このセットは6-2で簡単にとりました。

ところが2セット目からフォニーニのテニスが変わり、後ろからではあるのですが、厳しく打ち込んでくるショットが決まりだしたのです。錦織も1セットを楽にとると2セットでやや集中力が切れることがあり、これも相まって2セットは3-6で取られてしまいました。それでもあまり不安はなく観戦していました。ひとつには勝負をかけるような強打はそれほど続かないものです。

ところがファイナルセットに入っても、フォニーニの良さは衰えず、錦織は押されたままの展開になってしまいました。それでも何とかサービスキープをしてきたのですが、第7ゲームあっさりとブレークされてしまいました。このまま挽回できないまま第10ゲーム、4-5でフォニーニのサービングフォーマッチとなってしまったのです。

ここで私もかみさんも初戦敗退を覚悟しました。しかしフォニーニも勝ちを意識して固くなったのか、ややサーブの切れが悪くなり、そこを錦織が厳しく攻めなんとこのゲームをブレークし、5-5までもっていきました。やはりこの辺り錦織は強くなっていると感じました。

次を錦織がキープし、6-5となった第12ゲームで、0-15からのフォニーニがダブルフォルトしたのです。この失敗でフォニーニは観客性にボールを打ち込みました。それ以前にもラケットをたたきつけるなどして警告を受けており、この行為でペナルティーを取られ0-40と錦織のマッチポイントになったのです。これをリターンエースで取り錦織の逆転勝利となりました。

これで無事2回戦突破となったのですが、今日の9時からの3回戦は、過去6戦全敗のガスケとの戦いとなります。これを切り抜けられるか、今日も疲れる試合となりそうです。