ごっとさんのブログ

病気を治すのは薬ではなく自分自身
  
   薬と猫と時々時事

中国 旅行も含めあれこれ

2016-05-01 10:10:16 | 旅行
中国の技術レポートのようなものをざっと見ていましたが、2008年に輸出総額が1位となり、5年連続で1位となっているようです。

しかし大部分の企業が電気エネルギーによる大量生産にとどまり、情報技術を駆使した生産自動化のような第3次産業革命レベルに達していないとしています。現在でも海外からの技術依存度が高く、製造プロセスにおける高い環境負荷、低いエネルギー効率と生産技術力、人件費の上昇といった課題を抱えているようです。そのため中国政府も製造業強化に乗り出し、中国科学院を中心とした研究開発に力を入れるようです。

実は私は中国および中国人が嫌いで、たぶん差別と偏見によるものだと思っています。私も何人か中国人の知人がいましたが、その人たちは良い人で特に嫌いではありませんでした。それでもいろいろと中国人らしいおかしなところを持っていました。別に嫌な思い出がある訳でもなく、なんで「どうも中国は」という感じになったのかは自分でもよくわかりません。

この中国科学院というのを見ていろいろ思い出しました。もう30年ほど前になりますが、中国科学院から招待されて中国に行ってきました。と言っても私個人が招待されたわけではなく、私が所属する学会を招待してくれて、私もその一員として出かけたわけです。日本からは総勢20人ほどで行ったのですが、今から思うとかなりのVIP待遇を受けたようです。

最初に上海に行ったのですが、30年前の上海は本当に発展途上という感じで、ところどころに高層ビルが建っているだけでした。我々はそのビルの一つの高級ホテルに泊まり、3食接待されていました。ホテルに入り落ち着いたところで暗くなったので、ホテルの最上階に展望室のようなところがありましたので、夜景を見に登ってみました。ところが窓の外は一面真っ暗で何も見えませんでした。その15年後ぐらいにもう一度行きましたが、その時はすでに大都市に変貌していました。このあたりの中国の開発のスピードは素晴らしいものです。

その頃は上海のたぶん繁華街といっても、歩道はほとんどすべて自転車で埋まっており、色々と店はあるのですが外に明かりがなく、本当に暗闇を歩く感じでした。このころは外国人用の紙幣が別にあり、非常にきれいな札でした。それでも買い物など不便なところはありませんでしたが、デパートなども外国人専用のような感じで、中国社会の実感がわきませんでした。

旅行の話になる前に長くなってしまいましたので、次回に続きます。