ごっとさんのブログ

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海外旅行の思い出 インド2

2016-01-15 10:29:22 | 旅行
海外旅行の場合まず気を付けないといけないものが水です。多くの場合は水中の微生物が日本の物とは異なり、そのために耐性がない日本人は下痢をしてしまうというケースが多いようです。

しかしインドはそれに加えて、水質が硬水つまり非常に多くのミネラルが溶けている水のようです。これは次の日の朝O先生が話してくれました。先生は寝る前にうがい薬を使う習慣があるようで、水道の水に1滴たらしところ、普通は薄い褐色の溶液ができるところ、加えたうがい薬がそのまま白い沈殿として落ちてしまったというのです。これは専門的には塩析という現象ですが、これが起きるほどの塩分が含まれているようです。

私の実感としては、風呂に入った時日本から旅行用の小さなシャンプーを持って行ったのですが、これが泡立たないのです。ところがホテル備え付けのシャンプーは普通に泡立ちました。どちらが良いか難しいところでしたが、結局日本から持って行ったものを使いました。ですから飲み水の確保が大変でした。

基本的にはペットボトルを買うのですが、必ず輸入品を選ぶ必要がありました。学会中の昼食は、ホテルの庭に色々な料理が並んでおり、好きなものを取って食べるビュッフェスタイルでしたが、基本的に辛いというより香辛料が非常に強いのです。ですから少し食べると喉が渇いてきます。飲み物も並んでいるのですが、問題は氷が入っており、これが危険なわけです。やむを得ずホテルのラウンジに行き、ビールを頼んでそれをこっそり飲みながら食べていました。

基本的にインドは酒がない国ですが、旅行者用にどこでも用意がしてあり、それほど苦労せずに酒も飲めました。レストランに行ったりすると、ビールの瓶に20ルピーというような値段が入っています。約40円ですのでやはり安いものだと思っていると、100ルピーぐらい請求されることが多かったようです。

インドではやはり食事が大変で、このインド料理にはすぐに飽きてしまい、夕食に日本人仲間数人でホテルの近くのピザの店に行きました。何種類かのピザを頼んだのですが、すべてが強い香辛料の味で、日本人にとってはすべてのピザが同じ味に感じてしまう程ひどいものでした。たぶん現在であれば、日本料理店や中華料理があるはずですが、このころはそういった店が見つからず、やや苦労しました。

私はそれほど食べるものにこだわりはないのですが、基本的に肉料理がないというのはかなりつらいものがありました。これは到着した日に、夜中だったのですがラウンジが開いており、T先生とビールとホットドックを注文したのです。これを一口食べた途端、肉のない国に来たと実感しました。何か肉だったのかもしれませんが、本当にひどい味でした。食事の話ばかりになりましたので、もう少し続きます。

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