唐突だけど、僕は "フィンセント・フォン・ゴッホ" が好きだ。
といっても、絵画を精密に鑑賞したり、美術館にいったりする習慣はもちあわせてないから、
ゴッホの絵のすばらしさは、残念ながら皆目見当がつかない。
じゃあ、ゴッホの何が好きかというと、文章家としてのゴッホだ。
絵画の鑑賞能力がない僕は、ゴッホの魅力を彼の残した膨大な手紙(書簡)によって感じる。
その大部分は、彼の庇護者であった弟テオに宛てたものがほとんどだ。
僕はフランス語もオランダ語も解さないから、
当然、原文じゃなく、翻訳本からの知識なんだけど…。
とにかく、自分の耳をナイフで切りとって娼婦にわたしたり、
27歳?で絵画の学校に入学し初等科に落とされ退学したり、
その最後はパリ郊外でピストル自殺をしたり
と、天才にありがちな精神異常者的な奇行が目につくゴッホ。
けど彼の文章を読むと、けっして奇抜趣向者なんかじゃなく、
彼の中のプロテスタンティズムが、あまりにも純粋に神との同化を願うがあまりの行動だった
ということがよくわかる。
読書が好きな方は、画家ゴッホじゃなく、文章家ゴッホとして彼の遺文を読むのをオススメしたい。
生前、彼の作品は -ゴッホの人間性も- だれからも認められてなかったが、
自分の死後の評価について、一点の曇りもない自信があることに感動する。
といっても、絵画を精密に鑑賞したり、美術館にいったりする習慣はもちあわせてないから、
ゴッホの絵のすばらしさは、残念ながら皆目見当がつかない。
じゃあ、ゴッホの何が好きかというと、文章家としてのゴッホだ。
絵画の鑑賞能力がない僕は、ゴッホの魅力を彼の残した膨大な手紙(書簡)によって感じる。
その大部分は、彼の庇護者であった弟テオに宛てたものがほとんどだ。
僕はフランス語もオランダ語も解さないから、
当然、原文じゃなく、翻訳本からの知識なんだけど…。
とにかく、自分の耳をナイフで切りとって娼婦にわたしたり、
27歳?で絵画の学校に入学し初等科に落とされ退学したり、
その最後はパリ郊外でピストル自殺をしたり
と、天才にありがちな精神異常者的な奇行が目につくゴッホ。
けど彼の文章を読むと、けっして奇抜趣向者なんかじゃなく、
彼の中のプロテスタンティズムが、あまりにも純粋に神との同化を願うがあまりの行動だった
ということがよくわかる。
読書が好きな方は、画家ゴッホじゃなく、文章家ゴッホとして彼の遺文を読むのをオススメしたい。
生前、彼の作品は -ゴッホの人間性も- だれからも認められてなかったが、
自分の死後の評価について、一点の曇りもない自信があることに感動する。