きのうのエントリー『マンハッタン橋』で書いたように、
カン違いしてたたずんでたブルックリン橋。
帰国後、ニューヨークに関する本を読んでたら、
なるほどマンハッタン橋よりも有名なんだ。
ブルックリン橋は、ドイツ系アメリカ人の土木技師
ジョン・ローブリングの設計施工によるもので、
このジョンは、ワイヤーロープの発明者としても名高い。
当時、世界でただ一人といってもいいくらいの
ワイヤーロープによる吊り橋の設計施工ができる人物だった。
施工でもっともむずかしかったのは、ブルックリン側の塔をどこに建てるかだったらしく、
ジョン自ら測量していたのだが、彼は測量中、あっけなく事故で亡くなってしまう。
しかし、彼の息子ワシントン・ローブリングが技師長の職をつぎ、
紆余曲折を経て、1883年に完成させる。
工事中、ワシントン自身も潜函病のため、
下半身が麻痺し、声帯がつぶれてしまった(生涯、回復しなかった)のだが、
イースト川の畔の自宅から、望遠鏡で工事を監督し、
親子2代にわたる偉業を達成させた。
そういったタフな魂がゆらいでいるような橋にたたずんでたんだから、
「それもまたよしッ!」
という感じも、最近ではしている。
カン違いしてたたずんでたブルックリン橋。
帰国後、ニューヨークに関する本を読んでたら、
なるほどマンハッタン橋よりも有名なんだ。
ブルックリン橋は、ドイツ系アメリカ人の土木技師
ジョン・ローブリングの設計施工によるもので、
このジョンは、ワイヤーロープの発明者としても名高い。
当時、世界でただ一人といってもいいくらいの
ワイヤーロープによる吊り橋の設計施工ができる人物だった。
施工でもっともむずかしかったのは、ブルックリン側の塔をどこに建てるかだったらしく、
ジョン自ら測量していたのだが、彼は測量中、あっけなく事故で亡くなってしまう。
しかし、彼の息子ワシントン・ローブリングが技師長の職をつぎ、
紆余曲折を経て、1883年に完成させる。
工事中、ワシントン自身も潜函病のため、
下半身が麻痺し、声帯がつぶれてしまった(生涯、回復しなかった)のだが、
イースト川の畔の自宅から、望遠鏡で工事を監督し、
親子2代にわたる偉業を達成させた。
そういったタフな魂がゆらいでいるような橋にたたずんでたんだから、
「それもまたよしッ!」
という感じも、最近ではしている。