SIDEWALK TALK

作家の悟

otani_tetsujoきのう、友人ブロガーの K.Beauty さんとのご縁で、
薬師寺執事 大谷徹奘(おおたにてつじょう)和尚の法話を聴く僥倖をえた。


講演の内容については、僕は1回だけの聞きかじりだし、
大谷和尚著の書籍や法話 CD が発売されているから、そちらにゆずるが、
ひさしぶりに真の仏者に出逢えた、すがすがしい感動があった。


以前、『石上栽花』というコラムにも書いたけど、
(僕の理解では)仏教は本来、現世利益を施すんじゃなく、解脱を目的としてる宗教。
おそらく大谷和尚は、禅でいうところの「悟(さとり)」をえた僧で、
それも「羅漢の悟」じゃなく、42歳というお若さで「作家の悟」の境地なのではないだろうか。


羅漢(らかん)とは小乗の覚者のことで、
作家(さっけ)とは他人に影響を与えることができる老練な師家のことを指す。
しかも、ご自身は奢らずに「私は羅漢で満足です」って嘯いてるようなところがあり、
それがさらに和尚のリアルな大悟を、僕らに感じさせるんだろう。


きのうの講演は、僕のような凡夫ために、和尚が法話のレベルを調整していたと思う。
また機会(ご縁)があれば、こんどは仏教(仏法)についてのお話をお聴きしたい。

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コメント一覧

happy-eternal
昨日は良いお話を聞けて、感動しました!
昨日は良いお話を聞けて、感動しました!
声はかけませんでしたが、入り口近くの後の方に
座ってましたよね?

OSSの方が、最後の挨拶をしているときに、松葉杖をついた人の前に立って話を聞いてたんですよ。

今度、会う機会があれば是非お話したいですね!
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