SIDEWALK TALK

This website is brought to you by KIRIBAKO.NET

次世代マガジン『 JC 』

2005-04-20 09:00:00 | 本と雑誌
jc_magazineWe Believe 』(JC プレス)という雑誌が、青年会議所に入会すると、
毎月おくられてる。
その『 We Believe 』に、今月、次世代マガジン『 JC 』という新刊が同梱されていた。
以下は批判じゃなくて、ガンバレってエールの意味での感想。


JC が社会により認知されることは好ましく、こういった取り組みは歓迎すべきことだ。
実際、日本 JC の会員拡大マニュアルなんてほとんど役にたたないし
(日本 JC にかぎらず拡大マニュアルなんてものは不要)、
TV コマーシャルでもしてもらって、JC のブランド力を高めた方が
会員拡大につながるとつねづね思っていた。


で、次世代マガジン『 JC 』だけど、会頭の対談は掲載されているものの、
JC 色が薄すぎる印象を禁じえない。
「郵政民営化」「国防」「天皇制女帝論」…etc 、確かにどれも大切なコンテンポラリーな問題だけど、
これらの記事にたいして、JC としての取り組みや提言がまったくないってのはさびしい限りだ。
これだったら、『アエラ』や『サンデー毎日』でもいいんじゃないだろうか?


以前、日本 JC に出版事業運営会議という会議体があった。
これは JC で出版業を営んで利益を上げることが目的じゃないだろうから、
ぜひ JC らしくガンバってほしいと思う。


ラブ・アクチュアリー

2005-04-19 09:00:00 | テレビ番組
love_actuallyおとといの日曜日、サッカーの応援から家にかえって、Web サイトを更新してたら、もう夜になっちゃってました。ワイフが綾戸智絵のライヴにでかけて不在だったんで、かるい食事をすませ、ウイスキー片手に、WOWOW で映画 『ラブ・アクチュアリー』を観ました。

ストーリーは、クリスマスの5週間前から当日までの、20人ちかい老若男女?のさまざまな恋愛を並行させて描くロマンティック・コメディーです。
なんせ登場人物が多いため、酩酊して観てる僕には難解な部分もあったんですが、素面(しらふ)でクリスマス・シーズンに観れば、英国流のスマートなジョークがちりばめられた、すごいテンポのいい映画だと思います。

ヒュー・グラントとコリン・ファースがでてたもんですから、ネットで調べてみると、やっぱり『ブリジット・ジョーンズの日記』のスタッフたちの製作らしく、この豪華なキャスティングも、映画ファンへのクリスマス・プレゼント的な意味もあったんでしょうね。
ヒュー・グラントがイギリス首相役で、記者会見でアメリカ大統領を挑発するシーンがあるんですが、あんなカッコイイ首相が、あんなカッコイイ啖呵を切ったら、イギリス国民はよろこぶでしょうね。イラク戦争のまっ最中(もちろん今も)でしたから、これもイギリス国民へのクリスマス・プレゼントだったんでしょうか? あと、Mr.ビーン、ひさしぶりに観ました。

ひとりで家にいて(もちろんワイフがいても OK! )、お酒を片手に映画を観るのはサイコーです。
劇場では字幕版を観ますが、家で観るときは、なぜか吹き替え版のほうが好きなんです。やっぱり酔ってるから、字幕を追うのがメンドイんですかね?
  


スポーツ疫病神

2005-04-18 09:00:00 | スポーツ
iwabuchi_ob2~3日前、『サッカー部 副監督』っていうコラムでかいたように、なんだかんだありまして、九州地区 JC サッカー選手権大会(福岡)に、中津 JC (青年会議所)サッカー部の応援にいってきました。
で結果は、予選リーグ3戦全勝っていうすばらしい成績で、岩渕監督自ら2得点をあげるミラクルもみさせていただきました。全員でボールをおっかける小学生サッカーを想像してたんですが、組織でプレスをかける近代サッカーだったのに、おどろいたり、感心したりしました。
勝利の自慢話は、きょうの例会で、鎌田キャプテンにでもきいてください。まずは、サッカー部の皆さん、おめでとうございました。

サッカーを観戦しながら気づいたんですが、中津 JC に入会して15年あまりで、僕がスポーツの大会や試合にいって、中津 JC が勝利したことは1度もなかったんです。
いわゆる“スポーツ疫病神”ってとこでしょうか。
こんどは、4月29日に大分ブロック野球大会があるんですが、JC 野球部で GM っていう役をいただいている以上、応援にいこうと思ってます。
サッカー部のお陰で、厄払いもすんだしね!
  


「商人」という文字

2005-04-17 09:00:00 | うんちく・小ネタ
in_ochoきのう、『冒険商人』っていうコラムを書きましたが、この「商人」っていう文字について考えてみたいと思います。
文字どおり「商いをするひと」だと思ってたんですが、調べてみると意外な起源(諸説あるでしょうが)があったんです。

紀元前17世紀ごろから紀元前11世紀半ばにかけて、黄河中流域を支配していた古代中国の王朝がありました。
日本では「殷」(いん)とよばれることが多いですが、これは次の周王朝がつけたもので、自らは「商」(しょう)と称していました。

「商」という文字は、地形からきた表意文字で、高台のことで、とくに平原のなかに隆起してるあかるい高台のことを意味してるそうです。
殷人たちは、高台に聚落をつくって生活してたそうで、そこから自分たちの王朝を「商」と称していたわけで、今、僕らがつかってる商売の「商」(あきない)という意味はなかったんです。

紀元前1050年ごろ、商(殷)がほろび、商の遺民たちは農地を追われ四散しました。
その一部がジプシー化し行商をしたことから、商う人びとのことを「商人」とよぶようになったそうです。

ちなみに、僕が中国出張でよく訪れる河南省鄭州市付近に、殷王朝の宮殿があったそうです。
  


冒険商人

2005-04-16 09:00:00 | 日記・エッセイ・コラム
bokenshonin15年ほど前、「豊の国商人塾」といって、
大分県の中小企業若手経営者の勉強会に、1年間、かよっていた。
平松守彦大分県知事(当時)が名誉塾頭で、
実質的な塾頭は、「オフィス2020」という雑誌を主幹主筆されている
緒方知行先生という経済ジャーナリストの先生だった。


とにかく、発する言葉すべてに魂を込めておられる緒方先生の講話は、
ジャーナリスティックな冷静な視点にもとづいているにもかかわらず、
受講してる僕らの感情が激するほど、マシンガンのように胸に突き刺さる熱いものだった。


その1年間の受講のなかで、とくに脳裏に焼きついたフレーズが「冒険商人」だ。

  自分のことを“商売人”なんていうんじゃない。
  15世紀から17世紀初頭のヨーロッパの大航海時代、
  7つの海を股にかけて命懸けで夢を追いつづけた“冒険商人”たるべく、
  その気概と気位を胸に刻み込め!

という檄を、毎回、注入されていた。


実践できてるかどうかははなはだ疑問だけど、
緒方先生のご厚情にこたえるためにも、これからもガンバっていこうと自分に言い聞かせている。


サッカー部 副監督

2005-04-15 09:00:00 | スポーツ
soccer_clubひょんなことから、中津 JC (青年会議所)サッカー部の副監督になっちゃいました。
就任の経緯をはなすのはめんどいんで、ここではふれませんが、あす、九州地区 JC サッカー選手権大会が福岡であり、応援にいこうと思ってます。

以前、『サッカーとナショナリズム』ってコラムでも書きましたが、僕はサッカーにまったく興味がなく、じつは中津 JC サッカー部のチーム名さえ知らないんです。でも、LOM ナショナリストを自認してる僕ですから、試合になれば、マジになれると思います。

「さそわれるうちが花」って気もしますし、打ち上げが博多の水炊き屋さんの「いろは」っていうのも魅力的ですしね。
ひさしぶりに、中洲にでもくりだしてみるか!
   


J.D.サリンジャー

2005-04-14 09:00:00 | 本と雑誌
salingerサリンジャーの小説は、30代になって読みかえしたほうがいい
と、最近感じている。
  
彼を第一級の作家の地位にまつりあげたもっとも重要な作品
『ライ麦畑でつかまえて』は、とくに思春期の若者たちの愛読書とされているが、
大人の世界のインチキを見抜く高校生ホールデン・コールフィールドの反抗的で混乱した精神は、
ティーンエイジャーにとって、致死量をこえる劇薬にもなりうるからだ。
若さゆえにその毒気にあてられて社会への反骨心ばかりが増幅され、
物語の本質をとらえられない危険性がある。
 
だれでもティーンエイジャーのころは、社会にたいする反抗心みたいなものが多少はあって、
ちょっとした言葉や音楽、小説などによって、その反骨心が敏感に化学反応をおこしやすい。
もちろん、それはそれで好ましいことなんだけど、
サリンジャーの本質を感じるには、ある程度の年齢になってからのほうが、さらにいい。
最近、読みかえしてみて、オッサンはそう感じている。
 
ちなみに僕のオススメは、短編集『九つの物語』(NINE STORIES)かな。
とくに『バナナフィッシュに最適な日』は、『ライ麦畑で…』以上に、サリンジャー的だと思う。
  
このエントリーの要旨と矛盾するけど、
サリンジャーはティーンエイジャーのハングリー・ハートにこそ必要な作家
という認識も、僕のなかには強くあるんだよな。
  


神戸出張

2005-04-13 09:00:00 | まち歩き
kobeきのう、社用で、神戸にいってきた。
神戸はなんとなく気分のいい街で、
日本ではめずらしく、札幌同様、都市美みたいなものを感じる。
今年にはいって、もう数回神戸を訪れてるだけど、
残念なことに、ほとんど日帰り。
 
交通アクセスの発達っていうのも考えもので、
中津駅から新神戸駅まで、乗り換え時間をいれても約2時間半ほどで着いてしまう。
なもんだから、お客さまのところに6時過ぎまでいても、平気で帰れてしまう。
 
ビジネスとはいえ、なんとなく世知辛いな…。
  


ラーメンの出前

2005-04-12 08:00:00 | うんちく・小ネタ
horaiken高校2年生のころ、親父が入院して、
オフクロが会社を切り盛りしてた時期があった。
オフクロが早朝から出勤することが多くなったから、お弁当をつくるヒマがなく、
学校でパンを買って食べることがふえた。


高2といえば育ち盛りだから、パンがつづくともの足りなく、
ある日、学校ちかくの食堂にヤキソバを食べにいった。
ヤキソバを貪り食ってると、運悪く先生が2名食事にあらわれて、
学校を抜けだしての外食が発覚し、注意を受けた。


で、またパン食の日々がはじまった。
4~5日たつとやっぱり飽きてきて、もっと胃にガツンとくるものを食べたくなったけど、
外食は注意されたばかりだしということで、ラーメンの出前をとることを思いついた。


わが中津には「宝来軒」というラーメンの老舗があって、
中津人ならだれでも食べたことのある名店だ。
学校(教室)になど出前してくれるかどうかわからなかったけど、当たって砕けろと思い、
「2年1組の mf ですけど、満腹焼豚麺をお願いします」
と電話したら、意外にあっさり
「すぐお持ちします」
と、返事がかえってきた。


「ラッキー!」と思って教室でまってたのだけど、いつまでたっても出前がこない。
このままじゃ午後の授業がはじまると心配していると、校内放送で、
「2年1組の mf くん、至急職員室にきなさい」
という悪魔のアナウンスが流れてきた。


職員室にいくと、案の定、僕の満腹焼豚麺が担任の先生の机の上に…。
そう、宝来軒のおじさんは出前を職員室にもっていき、
「2年1組の mf 先生、出前をお持ちしました」
といって、去っていったらしい。
当然、先生はあきれ果てて、
「オマエ、先週は外食で、こんどは出前かよ!」
と、こっぴどく叱られた。


この話には後日談がある。
あの宝来軒が学校まで出前するということがわかって、
先生たちのあいだで空前のラーメンの出前ブームがおこった。
毎日のように、宝来件のラーメンが学校に出前されるようになった。
これって、僕の功績だよな…!?


『マッチスティック・メン』とお花見連チャン

2005-04-11 09:00:00 | テレビ番組
matchstick_men日曜日のきのう、夕方6時からのお花見しか用事がなかったし、
オマケに嫁もでかけてたから、真っ昼間からビール片手に、
ニコラス・ケイジ主演の映画『マッチスティック・メン』を WOWOW で鑑賞した。
 
ロイ自身が壮大な詐欺の罠にかかってるっていう展開は、完全に想定外だったな。
ニコラス・ケイジの潔癖性の演技には笑えたけど、
潔癖性のひとがあそこまでタバコをすうかってくらい、タバコのシーンがでてくる。
イライラ感を表現したかったんだろうか?
もしそうなら、もう少しひねってほしかった。
でも、タイトルが『マッチ棒(matchstick)男』ですもんね。
 
娘のアンジェラは、14歳という設定で、冒頭ではかわいいスクールガールだった。
それが1年後(つまり15歳)、ロイと再開したアンジェラはセクシーな女性に。
女の子は化粧とファッションで、ここまでかわるのかっておどろいた。
  
気になって調べてみたら、
アンジェラ役のアリソン・ローマンは、このとき24歳だったようだ。
それを知ったとき、14歳役を完璧に演じたことにビックリした。
hanami
で、夜は2日連チャンのお花見。
この日は中津 JC のお花見で、気心の知れた仲間ばかり。
かなり楽しかったけど、
2日連続チャンで痛飲した今朝のダメージは深刻です。