八兵衛のセカンドライフ

46歳で脳幹(橋)出血、現在72歳の車イス男性。ブログはFact is factで(事実だものしょーがねぇべ)

私のリハビリの秘訣

2012年06月14日 16時19分52秒 | リハビリ・ADL
自己流だけど自分がやってきたリハビリをふり返ってみると、マヒ側・良い側と区別しないで、
両側とも四六時中動かし続けてきたところに、今までの改善を引き出し続けてきた秘訣があると思う。
そのポイントらしきものを列挙してみると、

 (1)マヒ側を動かし続けたことで、マヒ手足の筋肉を痩せさせなかったこと。

   ・人間の身体の新陳代謝は約3ヶ月と言われているから、動きが固かろうが、筋肉が重かろうが、何だろうが、
    とにかく身体を動かし使いつづけないと、3ヶ月後には新しい細胞に生まれ変わっている。
   ・新しい細胞に生まれ変わった手足を初めて動かすのは、骨折後のリハビリの大変さを聞くにつけ容易に想像できる。
   ・同じように変なダイエットは、筋肉まで痩せさせてしまうので相当に注意を要する。(脂肪だけの減量なら良いんだけどね)

 (2)せわしなかろうと、テレビを見ながらだろうと、とにかく四六時中マヒ側のどこかを動かしている癖をつける。

   ・身体を動かすことは意思であり、脳を使うことになる。
   ・重苦しいマヒ側を四六時中動かしていることで、神経情報(運動信号)を脳に入力し続けることにので、非常に良いリハビリになる。
     (→脳の迂回路の開通はいつ起きるか分からないし、迂回路の開通を促す刺激になる。)
   ・重苦しいマヒ側をいつも動かしている習慣(癖)をつけることは、辛さを減少させて行くチカラになる。    

 (3)自力で身体から改善を引き出して行く喜びを知ることこそが、リハビリを持続させる真のモチベーションになる。

  ps1:生活のスケジュール
  ps2:午前・午後のリハビリ
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

シミシミ感覚について

2012年06月14日 16時11分27秒 | 回復の感覚
もしや今朝もと思い肋骨スリスリをやったけど、今朝は手足のシミシミが十数回、肩や股関節以下にあっただけだった。
従来からするとこれでも凄い改善刺激のはずなのだが、昨日の刺激に比べると仕方ないけどチャチになってしまう。

倒れてから去年までの改善刺激はジンジンするような血流感覚だったけど、
今年からの手足の改善感覚は、細胞にリンパ液でも沁み込んで行くようなシミシミに変わってしまった。

手足の筋肉はもともと意思によって動かすことのできる随意筋だけど、脳幹(橋)出血で脳内で途切れてしまった。
健常時には随意筋として機能してた手足の筋肉が、
脳幹出血により脳内で神経伝達が途切れた部分は不随意筋と等価になった訳だ。

それが脳内の神経伝達迂回路の部分開通の対象が中枢神経をも含んできたので、
それにつれて神経の先の手足筋肉の規模も大きくなった。
つまり手足の筋肉細胞が脳に繋がり、不随意筋から随意筋化してくる規模も大きくなったので、
それで薄い細胞幕にリンパ液が沁み込んで行くように感じるのだろう。

 ps:以前ブログに改善感覚を血液のマヒ濃度が少し薄れて行くみたいだとも書いたことがあるけど、
   改善ステージが新たになって改善規模もさらに大きくなり、あれがシミシミへと変わって行ったと思う。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする