先々月、エスメ弦楽四重奏団のことを取り上げました(2023年4月17日)。ユーチューブで彼女たちによるボロディンの弦楽四重奏曲第二番の演奏を聴くことができます。私は音楽的なことは何もわからずにただ感覚的に好きか嫌いかを言えるだけなのですが、これは本当に好きな演奏です。
同曲は弦楽四重奏曲の名曲として知られ、特に第三楽章「ノクターン」は親しみやすいメロディでクラシック愛好家以外にも好かれています。
高度な技術に裏打ちされ、パーフェクトに息が合っており、お互いに信頼し合った彼女たち演奏で聴くと、なおのことこの曲のよさが際立ちます。映像を観ていると、彼女たちがこの曲をとても大切に慈しむように、そして心から楽しんで演奏していることがわかります。
褒め過ぎかも知れません。でも、彼女たちの演奏を聴いた後に、手元にある同曲の定番的なCDを何枚か聴いてみても、全然引けを取らないと私には思えます。
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