赤い太陽にキッス! 

旅日記、旬の花をパチリ!
ランチあちこち、スウィーツ大好きも書きます。
そうそう、 朝一番の太陽にキッスも・・・

上海のたび 終

2006年06月13日 08時27分01秒 | インポート
●目覚めた獅子の国を 行く 15 終
楽しい思い出を抱いて!

漸く上海の交通渋滞を抜けて浦東国際空港への高速道路を順調に走り出した。
リニアモーターカーと平行して走る高速道からリニアを写真に撮ろうと
カメラを構えるもなかなか出会わない。
諦めてスイッチを切ったらやって来た。慌てて準備したが上手く撮れなかった。
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定刻より5分ほど遅れて浦東国際空港へバスは滑り込んだ。
3日間お世話いただいた運転手さんに拍手でお礼を言った。彼も前を向きながら
左手を高々と上げて答えてくれた。
章さんありがとう!写真があったとはいえ助士の楊さんさようなら!

東方航空の離陸は少々遅れたがセントレアには定刻に無事到着した。
今回の旅は天候を心配していたが、3日間とも良い天気に恵まれた。
旅の良し悪しは、旅先の景色だけではないと思います。
まず一緒に旅する人たちとの融和、そして旅先での人とのふれあいがあってこそ、
美味しい食べ物、美しい景観が楽しい思い出として胸の奥深く
しまわれることになるはずです。

この上海蘇州のたびはそのずべてが満足できる楽しいものでした。
私の胸の中には溢れんばかりの楽しい思い出が蓄積されました。
ありがとうございました。
ご一緒した皆さんに感謝致します。


テレビ塔から上海を一望 14

2006年06月12日 18時41分32秒 | インポート
●目覚めた獅子の国を 行く 14
東方明珠塔から上海を一望する

上海最後の観光は近代上海のシンボル浦東地域の東方明珠塔である。
昼食を済ませたレストランからは目と鼻の先のように見えるが、今日は月曜日
上海の町は車の洪水だ!
浦東へ向かう隧道は渋滞が特に激しい。
テレビ塔に上るには並ばなければならないし、空港へ向かう時間が刻々と迫ってくる
ガイドも始めはイライラしていたが、ついには諦めたようなそぶりになってきたが、幸運にも
468mの東方明珠塔の263mの展望台へ登ることができた。
10分間だけの空中散歩をする。

西方には黄浦江が大蛇のようにくねって、はしけが列を成して航行している。
外灘の彼方には高層ビル群が聳えている。
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東側浦東地区には世界で3番目に高いビルが聳えているが、今ここでは日本の
森ビルが世界1の超高層ビルを建築中である。
森ビルは、六本木ヒルズを上海に持ち込んだんですね。
上海のホリエモンが一杯入居するに違いないだろうね
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霞がかかった上海市街をこの目に焼き付けて空港へバスを走らせる

お仕着せのお店も楽しい 13

2006年06月11日 10時44分44秒 | インポート
●目覚めた獅子の国を 行く 13
お仕着せのお店もまた楽し!

旅行社お仕着せの名博美術館に立ち寄る。
古美術品を説明してくれた後、上海万博に必要な資金を集めています格安で
お分けします・・・昨年中国へ来た時成都と上海で同じような口上を聞いていたので
滑稽になってきた。
でも78万で買えるのだから安いことは安いよね。

もう一箇所中国茶販売店で作法を聞きながら試飲する。
上海で一番にぎやかな繁華街南京路で1時間の自由時間を持つ、
この南京路はデパート・金融機関が林立しており、街往く人も
洗練されている。物売りの姿も見られる。サクランボがきれいだった。
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勝手が分らないから
近くのショッピングモールを見学後、伊勢丹デパートに入り込む、1階は化粧品売り場
高級感があふれている。エスカレーターで2~4階と廻ってみる。
ブランド品など結構高いようだ。
日本で4~5千円のバックのバーゲン売り場に人垣が出来ていた。
裕福な階層が増えているのだろうね。



最後に地下の食料品売り場を見る。
日本と変わらない様なデパ地下だ!
その一角で買い物を楽しんできた。

上海最後の昼食を取るためレストランへ向かう。
向かうときガイドの章さんが豚の角煮が特に美味しいですよ。期待していてくださいね。
・・・といっていたが。今日のメニューの中には無かったらしい。
章さんが私がサービスしますといってメニューに付け加えてくれた。
この昼食が3日間の中で一番美味しかったような気がするが、
「豚の角煮」は
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確かに美味しかった。章さんありがとう!


ピンクの美容院??12

2006年06月10日 07時40分26秒 | インポート
●目覚めた獅子の国を 行く 12
ピンクピンク美容院?

夜の帳が下りた上海の繁華街をバスでホテルへ向かう。
新天地や歓楽街が一段と盛り上がる時間帯だろう。
バスが走る大通りでピンクの美容院が目に付く、間口は2~3間程度の
普通の店舗に並んで・・・
店内にはピンクや紅いろ、イエローなどの原色の衣装に身を包んだ
お姫様たちが3~4人椅子に腰を下ろしている。
タバコを吸っているようなそぶりに見える。
良く見れば美容院とは名ばかりの風俗店である。


ガイドの章さんが話してくれた。
中国では猥褻行為を「黄色」と表現する。
売春も買春も厳しく取り締まられている筈ですが、

最近一杯出現してきたようで、先日も日本人グループの案内中、
二人の方を連れて行ったという。

この店が、美容室の筈がないのだが中国当局は黙認のようだ。
樹海での大阪の建設会社のこと、週刊誌が書き立てることなど
現場を目のあたりにして驚いた。
お堅い中国も今では世界のどの歓楽街にも負けないような文字通りの
歓楽街風俗街になったのだと実感した。

ピンクピンクの美容院、当局が黙認とはいえ、いつ 何時捜索。
ハイ逮捕、そして
投獄されるかもしれないですよ!
ご用心 ご用心だ!
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上海蟹はどこだ? 11

2006年06月09日 09時40分09秒 | インポート
●目覚めた獅子の国を 行く 11
上海蟹はどこだ!

蘇州の見学を終へ、高速道路を上海市内へ戻る。
シルク工場見学????
お蚕さんが居て、蚕糸工場の2工程位の古ぼけた設備が置いてある。
シルク製品を売るための見せ掛けの工場設備である。
シルク工場見学なんて書いてあると・・・
知らない人は本当の工場と勘違いするかも知れ得ない。

案の定シルクの入った布団やシルク製品の販売が目的の売店だった。
中国伝統衣装を1着買ってしまった。

ここのレストランで夕食を取る。
十数種の料理が出てきた、カニが見当たらない。
確か上海蟹1匹付きという旅行だった筈だが・・・・・
上海蟹はどこだ?
今晩出るはずだが・・・・

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聞けば豆腐の上に乗っかっている味噌のようなものが上海蟹だって!!

蟹一匹と言えば甲羅のついた蟹が一人一匹と思いますよね
1卓缶詰の蟹が? 1匹?とは・・・・

いかにも中国らしいなあ~

まあ~蟹に、そんなに執着がある訳ではないから許すことにしよう!

お腹が膨れたところで2日間良く耐えてくれた自分の足裏に感謝して
マッサージをすることにする。
好望角大飯店内にある中国語で「金子保健中心」に行く、
70分3500円だそうだ!
足裏マッサージは
薬草の入ったぬるま湯に足を数分浸しておく、次に少し温度の高い湯を継ぎ足す。
足裏からマッサージを始めて徐々に上方へもみあげて、最後は上半身を軽くマッサージして
終了する。
女性には18・9歳の若い兄ちゃんが優しくマッサージしてくれた。
僕には25歳のおねえさんが来た。
彼女は、しきりに時計を気にしながら進行の先頭を切っていた。
1団のリーダーを務めていたようだね。
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足が軽くなった。
ホンの少々チップをあげた。

中国人とのふれあい 10

2006年06月08日 09時03分57秒 | インポート
●目覚めた獅子の国を 行く 10
留園で中国人とふれあい

世界文化遺産、中国4大名園である留園は観光客で混雑していた。
名園・銘石を堪能していたらチャイナ服の女の子がソフトクリームを
なめているのに出会った。
カメラを向けたら1歩引きざがったが笑顔を見せてくれた。
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おかあさんがそばによってきた。
お父さんはビデオカメラを回している。
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片言でSONYと尋ねたら・・・中国製のメーカー名を見せてくれた。
写真を送りますが Eメールはありますか?・・・と同行の中国語を勉強している
二人に聞いてもらった。
無いらしい! じゃあ~ねと言って中国人家族と分かれた

イベントでミニ京劇が小舞台で演じられていた。
しばし立ち止まって観劇そして
出口まで来たところで再びその家族に出会った。

待っていてくれたのか? 偶然か分らないが今度は並んで写真を撮った。
家族関係はよくわからないが・・・
お父さんが2家族?8人を連れて隣の町から観光に来たようだ。
ビデオを持っているし、小奇麗な格好をしているし近代化に乗っている人々かな?と・・・

住所を書いて渡してくれた、先ほどの写真をお送りします。Eメールを?と言ったのに
住所で答えてくれたのでしょうね。

中国江蘇省常州市横林鎮

袁 雨 峰

周 火華

簡単な文面と写真8枚を送ってあげた。

人とのふれあいが旅の楽しさを倍加させてくれますね。



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*留園は、
北京の「頤和園」、承徳の「避暑山荘」、蘇州の拙政園」と並び中国4大庭園の
1つにも数えられる蘇州随一の庭園で、
明代の1525年頃に徐時泰が造園した個人庭園が始まりで、
当初は「寒碧山荘」という名であった。清代に劉蓉峰が
改築をした際に劉園と改められ、その後、留園となった。
 園内は、中心は池と築山がメインで、東部は建築物が中心になっています。
園内の楼閣は長い回廊で結ばれ、「花窓」という透かし彫りの窓から見える景色が
まるで絵のように見えます。
回廊が2本あり立派な方は男性用、その裏側に女性用が作られている差別の時代の
遺物が何かを語っている。

蘇州刺繍に感嘆! 9

2006年06月07日 09時48分27秒 | インポート
●目覚めた獅子の国を 行く 9
刺繍研究所でその見事さに驚嘆!

蘇州と言えば水郷と刺繍だが、水郷を見た後蘇州刺繍のことなら
ここを見るべきだという 蘇州研究所を尋ねた。
世界遺産に登録されている庭園の1画に設けられていた。
入場無料だが黒いスーツに身を包んだ男性職員が丁寧に説明してくれる。

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刺し子さんをこの先生は・・・と先生先生と呼んでいたが作品を見て
これは確かに先生にふさわしい呼び名だと納得した。
ダイアナ妃の作品を見せられたとき・・・なんだ立派な額縁に入っている写真か?
今のカメラならこれぐらい僕でも撮れるじゃないかな!と思っていたら・・・
刺繍だと言う。 驚いてよく見る 凄い 凄い 刺繍なんだ!

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白い猫の刺繍作品を見る。
猫が今にも私に擦り寄ってくるような躍動感が感じられる。
人物刺繍・風景刺繍・動物刺繍・草花刺繍どれもこれも写真か絵画を
画廊で見ているような気分になった。



30センチ四方を仕上げるのに数ヶ月も要するとのこと。
大作には数年をかけることもあるそうです。

半田市などの山車に使われている水引、横幕などの刺繍が昨今中国で造られて
いたと聞いていたが、この技なら山車の刺繍などお茶の子さいさいだよね。
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*中国四大刺繍に数えられる蘇州刺繍は、三国時代に端を発し、
明代にはすでに刺繍研究所が設けられ
1949年の新中国(中華人民共和国)成立後
新たな技法の研究に取り組み現在ではその技法は以前の10種類程度から
40種以上にもなっているそうです。

水郷で花嫁に ニーハオ!

2006年06月06日 08時50分32秒 | インポート
●目覚めた獅子の国を 行く 8
水郷で花嫁に・・ニーハオ

水郷の町 蘇州でも古い町並みが保全されている7里山塘を散策する。
この町並みに入るには入場料がいる。
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運河を挟んで両側にレストランやお土産やさんが並んでいる。
水あめ細工のお店屋さんでは、トンボか蝶の格好をしたあめ細工を買ってくれと
むずかっている小さい男の子、ついつい折れてお金を出しているお父さん?おじいさんかな?
そんな姿に、カメラを向けながら頬が緩む。
水郷と赤いランタン、水郷めぐりの船絵になる景観に酔いしれていたらまたまた新婚さんの
写真撮影に出くわした。撮影を終えて移動しかかった時、花嫁さんに「ニーハオ!
ニーハオ!」と大声で叫んでカメラを向けた。
何回も呼びかけたのでついにポーズを取ってくれた。
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昼下がりの午後のひと時、古い蘇州の街並みと花嫁さんに
別れを告げて蘇州のもう一つの寶物 刺繍を見学に行く。

蘇州古式庭園を見る 7

2006年06月05日 09時56分29秒 | インポート
●目覚めた獅子の国を 行く 7
世界遺産蘇州古式庭園を見る

上海から高速道路を西へ100kmほど走る。
蘇州市は近づいたころ右手にユニクロの工場が見えてきた。
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斬新なデザインの工場だ。
ここであの安いフリースを作って儲けたんだ。


1時間半ほどで東洋のベニス・水郷と庭園の町蘇州へ到着した。
蘇州の古式庭園は9つ世界遺産に登録されておりその庭園の特徴は、
ほとんどが私家庭園である。古の富豪や役人、文士達が造ったものである。
北京の庭園が皇帝の命により建造された庭園で、広大な面積を有するのに対し、蘇州の庭園は
それに比べたら小粒と言われるが、それでも歩き疲れるほど大きく広い。

最初に蘇州で唯一残っている古い城門、盤門景観区を見る。
古い建物、優美な庭園を散策しながら
鐘撞で鐘を突いたり、楼上に上ったり、
古式弓道に挑戦したりの楽しい時間をすごした。
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続いて502年に創建された名刹寒山寺を参詣する。
日本人にもっとも知られている古刹で写真で何度も見ているから再訪したような錯覚に陥った。

蘇州夜曲にも詠われている有名な鐘を見たり
5重の塔にも2階まで登ってみる。

蘇州夜曲 2番


髪に飾ろか 口づけしよか
君が手折りし 桃の花
涙ぐむよな おぼろの月に
鐘が鳴ります 寒山寺
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そしてもう一つこの漢詩でも知られていますね。

唐代の詩人・張継の“楓橋夜泊”ですね。

月落ち烏ないて霜天に満つ
江楓漁火愁眠に対す
姑蘇城外の寒山寺 
夜半の鐘声客船に到る

・・・
太陽が現れて暑くなって来た。
ガイドの章さんがミネラルウオーターを配ってくれた。
喉を潤し、昼食場所の蘇州富豪大酒店へ向かう。

蘇州駅前の水郷に面したレストランである
名前が良いね! 富豪大レストラン!!!!!
中国語で(火車駅 対面)駅前と記されていた。

公園で太極拳をする 6

2006年06月04日 09時40分49秒 | インポート
●目覚めた獅子の国を 行く 6
翌朝公園で太極拳を

上海雑技団の演技の興奮も覚めやらぬうちに、中心街から少し離れた
ホテル 亜世都酒店にチェックインする。
日本時間ではもう11時だ。いつもならもうとっくにお休みの時間だ。
立派なホテルだ、部屋も大きく応接セットも置かれている。
一人で寝るにはもったいない位だが・・・・・
チャルジャ!

翌朝 6:30から近くの公園で太極拳をする。
公園ではランニングをしたり、散策したり、器具を使った運動をしている人々が
いるが太極拳をしている人は一人もいない。
おじさん達に、片言で、手振りで・・・太極拳をしましょうと誘うが・・・
乗ってこない。
どうも太極拳は苦手らしい。

我々だけでスワイショーから始めたら、物珍しそうに遠巻きに見学していた
2人の方が遠慮深そうに後ろのほうで体を動かし始めた。

この公園で2日間太極拳を演舞したが期待していた中国の方とのコラボレーションは
実現しなかった。残念だった!

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ガイドの章さんに話したら、
今中国では社交ダンスが流行っている。太極拳は難しくて
余り人気がないといっていたが・・・・・


朝食をバイキングで済ませて、100kmほどの蘇州へ日帰り旅行をする

*今回の旅行は我々の仲間11人と新婚さん二人の13人
だったが、40人乗りぐらいの中型バスで移動した。
ゆったりのんびりスペースに感謝した
クルーは3人で、
運転手さんは子供さんが一人の働き盛りのお兄ちゃん
写真担当の小柄で可愛い21歳の楊さんそしてガイドは
上海茶括園国際旅行社 章 建 華さん40歳ぐらい・・・

ガイドの章さんの日本語はお上手でこちらの気持ちを良く理解していてくれた。
若い時から東京で15年間働いて1500万円ぐらい稼いだそうだが、
馬券で全部すってしまったそうだ。
その金を上海のマンションに投資をしておけば今頃は旅行社の社長も夢ではなかった
のに残念だったよね。
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