●カササギ カッチ
九州自動車道を南下する。
アジアへの玄関口か、案内標識にハングルが見受けられる。佐賀県の県鳥 カササギの看板も目にする。
藩政時代の立花藩 柳川舟下りをする。
舟下りというとライン下りや、急流の舟遊びを想像するがここは平面水(城堀)をゆったり船頭さんの竿捌きを楽しむものですね。
私たちの船頭さんは、 まあ~漫才師みたいに面白おかしく説明する。
「近頃の女学生は、短いスカートでチラチラ見せておいて、エロ・河童と悪口をたたく、待ちぼうけを歌えば、なに?その詩 下手だね~とくる。それに引き換え今日のお客さんはすばらしい!」
僕が聞いても上手な歌には聞こえなかったが、船頭さん上手いね。前進は何だったの?と聞くと
「少年少女合唱団のメンバーだったよ」と冗談を言う
前方を黒い鳥が川面を横切った。
なんだか知っているかね?と船頭さんが聞く
僕 カッチだよカササギだよ! 朝鮮から連れてきたんでしょ!
そうだよ!ここでは朝鮮カラス、カッチカラスと言っているんだよ・・・と説明してくれた。
朝鮮のことなら任しておいて・・・ハングルを習っているんだから・・・
楽しく過ごしているうちお堀を1周した。
舟下りの船が250舟、船頭が160人もいるそうだ。
テニスの松岡、高校野球の柳川高校、北原白秋の生誕地として有名なんですね。