5.たぬき寺の中之院へ

5.たぬき寺の中之院へ

814年 弘法大師が、ここ岩屋の地で百日間の護摩修法を行ったという奥の院が少し離れたところにありますが、
時間の関係でお参りできず門前近くのたぬき寺として知られる中の院へ行きます。

たぬきの置物が数体置かれていますが、何よりもここには軍人像が何十体もおかれています。


説明書きによれば
昭和12年の上海上陸作戦で戦死された、名古屋第3師団歩兵第6連隊の兵士のみなさんだそうです。
作者はコンクリート作家の浅野祥雲さんのようです。
写真を見て作られたようですが一人一人の表情がさわやかです。


戦場に向かう前の穏やかな姿が思い浮かばれますが軍用犬を連れた兵隊さんも見受けられます。
戦場から送られてきた写真だったんでしょうか？
私は、何度もここを訪れましたが毎回感動を受けます。
昭和の日本版兵馬俑でしょう