
70年代末にパンクが発生した共に、要は白人音楽側からの黒人音楽の取り込みと葛藤が姿を現した。
そんな中で、スペシャルズがスカ・ビートで世界を席巻した。
私が関心を抱いたのはその頃より遅れてのころ。
1984年に発売されたスペシャルAKA名義のアルバム。
初めて聴いたのは、やはりピーター・バラカンさんの「スタジオテクノポリス27」。
テリー・ホールは、スペシャルズ→ファン・ボーイ・スリー→スペシャルAKA→カラー・フィールドと、とにかく盛んに良い「音楽」を「産み出し」ていった。
今日、紹介するのは、1984年の「イン・ザ・スタジオ」より「Racist Friend」。
いくら友達でも、思想的に異なる人とは別れた方がいい。。。
と歌詞に綴られるが、それより、フリューゲル・ホーンの響きの心地良さの方に耳が行ってしまう曲。
まさに、思想的に異なる人とは別れたいね。
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「解毒剤」としてピューパの知世ちゃん作詞の名曲「Anywhere」を聴く。
(2008年11月30日)
そろそろ「音楽」と「音楽以外」に分けた方が良いかもしれない。
AKB48と「音楽」を並列にされたら溜まったものじゃない。
今日のライブで、酒に勢いをまかせて叫ぶ馬鹿若造に、幸宏が「知世ちゃんを、AKB48みたに叫ばれても困る。」と言い、場内は笑っていたが、私は笑わなかった。

冗談もほどほどにしろ。
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PS:音楽を「刹那主義」で捉えない、音楽が好きな人は、普通ルーツに向かって辿って聴いていくもの。
そういう気が無いなら、音楽なんて聴くのやめな。