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こころとからだがかたちんば

YMOエイジに愛を込めて。

2011年6月17日 金曜日 可視化出来ない悪魔

2011-06-17 20:02:38 | 雑記帳


私の2月の電気料金の期日が偶然3月11日。

その3月11日。
深夜。
何とかかんとか。

家に戻りポストを見る。
そこに「重要」と書かれた東京電力の封筒。
中身を開けると、1月電気料金「上納」期日過ぎの催促の赤紙。
その前の日になかった、ということは3月11日に投函されたのだ。

私は、数日後、その紙を持ってコンビニで払い込んだ。
そのカネが原発と東京電力役員&社員に還流されることに、やるせない屈辱を感じた。

当然3月11日が日本にとってどんな状況だったかは、言うまでもない。
みんな運命共同体だった。
その後も、緊急事態状況は変わらなかった。

私は、数年前から電力独占長期維持を続け、赤字になろうがどうしようが200以上のぶら下がり子会社を持ち、原発の事後処理でも隠蔽をしたこの会社をマークして調べていた。

一度、本体の人を呼び説明を求め、説教した。

あれから数年後の3月11日。



そして、それからの3ヶ月の日々。

日々日増しに蓄積する迷い・鬱屈と共に東京電力への支払いをやめた。

先日、3ヶ月分の支払要請の赤紙投函あり。

開けて見ると、たった3行のお詫び文章のみ。
後は「黙って払え」という内容。
それだけ。

役人的生ぬるい東京電力は、
「お問い合わせ先・カスタマーセンターへ

月~金
9:00~17:00」

私は日中は働いていて時間が無く、役人の9時5時に電話し議論は出来ないので夜電話した。

電話で、様々な質問を投げかけた。

この3ヶ月の無様さ。
原発に還流されるカネは払わない主旨。
地球レベルの責任。

問い続ける。



出る者のセリフ=常套句は以下のようなものしかない。

●このようなご意見があったことを記録し、申し伝えます。

●こちらはカスタマーセンターですので、範疇外のことにはお答え兼ねます。

●今すぐに人体に影響の及ぶものではありません。

●収束に向けて鋭意努力している最中です。

●時間外ですので、詳細は解りかねます。

そして、彼らは、核心に迫ることを言うと「黙り戦法」に出る。

多分、彼らも「福島原子力補償相談室(0120‐926‐404)と同じくして東京電力本体の人間ではない。

東京電力というのは実に周到である。
全て外壁をファイアーウォール=協力業者という名の下請丸投げで阻止・処理させて、社員&東京電力本体は何ら傷まないという構図。

そんなことは今更ジローだが。



「黙り戦法」を取りながら、何ら答えの無いこんにゃく問答の中『じゃあ、質問への答えの出せる本体直結の電話番号を教えて下さいよ』というが、これも「申し伝えます」の一点張りのロボット回答のみ。

こうなったらネゴシエート手法を取るしか無い。

7日 火曜日 自分が鍛えてきたネゴシエートを使い、うじは○という者から「明日、担当責任者から電話させます」という言葉をまずは引きずり出す。

8日 水曜日 何時でも良い、と言っていたが、電話は無い。

9日 木曜日 うえは○という者が出る。
かたちんば「約束の連絡が無い。」
うえは○「今、確認が取れないので、明日申し伝えます。」
悪代官そのものの語気・圧力感と態度の悪さ。

10日 金曜日 何時でも良い、と言っていたが、電話は無い。

11日 土曜日 にしも○という者が出る。
かたちんば「約束の連絡が無い。」
にしも○「今、確認が取れないので、明日申し伝えます。」
かたちんば「いい加減にしろ。
これで3回同じセリフを聴いた。
もう待てない。
即断即決を願う。
正式に本体の責任者を、今すぐに。」

しばらくして、出て来たAという者。
かたちんば「あなたは、東京電力本体の正社員か?」
A「…はい。○○部署の責任者です。」
かたちんば「やっと会えたね。
いつまでも逃げ回っていないで、会いに来たらどうですか?
正式な説明を願う。
色々今まで尋ねた事の回答が欲しい。」
A「時間をもらっても良いか?」
かたちんば「いつだって構わない。
ご自由に。」
A「調整した上で連絡する。」

15日 水曜日 午後
Aから電話が来る。
日時を約束する。



そんな下っ端の者に語っても仕方が無い。
そういう方は多いだろう。
ただ、今の私はそう思えない。
また、それは糸の端だが、そんな先っちょで終わるつもりも無い。
これは、あくまで第一歩に過ぎない。

今、議論は、東京電力の莫大な資産何兆円を補償にあてて、それを終えた後、最終的に如何にして解体するかに焦点は行っている。
それは、東京電力のみでは無い。
日本を牛耳ってきた他の独占電力会社もそうだし、他の独占維持するライフライン全てに言えること。
また、数社で寡占状態にある者たちも範疇に入る。
全て闇で政治とつるんでいる者も同罪。

しかし、まずは何より放射能が優先。

うじは○という者は、盛んに「正確な情報が確認を取れ次第、開示・発表している」と言った。
かたちんば「馬鹿を言ってもらっては困る。
目の前で原爆がどっかーんと爆発したら、それを確認だの取っている間に被爆する。
そんな連絡待つ馬鹿は居ない。」
うじは○「原爆と今回の件は一緒ではない。
それとこれは違うと思います。」



果たしてそうか?
この会話1つ取っただけでもウソ。

チェルノブイリ事故では、広島の原爆600発分の放射能に値する。

じゃあ、福島原発事故は?

その1割、つまり原爆60発が既に爆発したのと同じ。
単に、可視化出来る事で判断など出来ないのだ。

間もなくAと会う。
自分自身が納得するまで話す。
そんなことで済む話ではないが。


マル激トーク・オン・デマンドより
(「原発は安いは本当か?  ゲスト:大島堅一)
コメント (8)
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