午後、月一回の定期健診を終え、東京ドームに向かう。
ローリング・ストーンズの8年ぶりの来日。最終公演。
約2時間。よりどりみどり。そんな「幕ノ内弁当」的ショーがはけて、21時過ぎ、島への帰路をたどる。
「ジャンピング・ジャック・フラッシュ」に始まり、個人的に想い出深い「ルビー・チューズデー」をサービスされる。
アンコールは、大学時代に出会った名曲「You Can't Always Get What You Want 」、そして終わりは「サティスファクション」で〆めた2014年のストーンズ。
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自分には、もう待っている時間は無い。
向き/不向きなども関係無い。
「今」の連続体のなかで、「やろう」「行こう」と思い立ったら吉日。
アタリもハズレもあろうが、ひたすら数打ち続けろ。
もはや、この歳になったら、自分の時間は、自分自身で無理矢理作り出すしか方法はない。
昨年入院した親の看病で、公私共に地獄ギリギリのラインをくぐり抜けて、肉体にさらに食い込んだ悪癖。
「言行に責任を一切持たない」「アカの他人」任せの時間は無い。
どうあがこうが、時は待ってはくれない。
アーティストたちも待ってはくれないのだから。
■ローリング・ストーンズ 「友を待つ(Waiting On A Friend)」1981■