

ライチョウ(Lagopus mutus japonicus) ニホンライチョウ
中部山岳に生息するライチョウは、氷河期に南下し、気候の温暖化による氷河の後退とともに移動した際、一部が北方とよく似た気候の高山にとり残された氷河期の遺留種とされている。
子連れのライチョウは、岩と同じ色の保護色で、見つかりにくい色をしています。すぐ近くにいても、つい見過ごしてしまいそうです。
秋まで、植物の花、種などを食べながら、母鳥は子供たちと一緒に暮らします。生まれて間もないヒナは、体温を保てないので、5分間ほど植物の芽を食べると、母鳥の体の中で暖まっていました。