水族館の魚たちへのエサの事って、あまり考えたことがない人が多いのでは?
最初の調理場でエサの説明を受けました。
ツアー参加者は子供が半数。
ああ、私も子供の頃にこんなの見れたらなあ。
子供が色々なことに興味を持つようになるのは凄くいいことなんだと思います。
こういう体験ツアーに参加すると、きっと「次はこういうのも参加してみたい!」って思うようになるんじゃないかなあ。
ネットやゲームだけじゃ得られない物って、きっとたくさんあると思うんだ~。
子供たちの興味や知識や夢の幅を広げてあげるために、参加費500円の投資は決して高くないと思います。
バケツの中の「オキアミ」とタッパーの中の「沖アサリ」。
アサリはサイズ分けして大・中・小に刻んであります。
ドレッシング用のボトルに入ってるのはビタミン剤。
不足してる栄養分を添加して与えるそうです。
シリーズ(その3)で紹介した「アイボリーの扉」の中に入りました!
冷凍倉庫なんですよ。
中の温度はマイナス18度。短時間なら寒いって感じないけど、数分が限界かな~。
ガイドさんが「中に入りたい人いますか?」って言ったので、率先して手を挙げちゃいました(笑)。
結局、全員が入ったんだけどね。
でも、全員入るってことにガイドさんがビックリしてました。
こういう特殊体験は逃しちゃダメ、絶対!
ほら、ここに入っただけでエサがどんな感じに入庫してくるのか、どれくらい保管されているのか分かっちゃいましたよ。
冷凍魚がダンボールで保管されてるのね。
あれ?スーパーとか市場で、右側に積んであるこういうダンボール見るよね??
そのダンボールの中身・・・エサになる冷凍魚の説明です。
子供たちも飽きずに聞いてましたよ!
飽きてゲームを始めちゃう子供とは、進む道が違うはずだ、きっと!
で、エサの種類は・・・。
サバ・イワシ・シシャモ・ザリガニ・ワカサギ・ニジマス・・・。
ん?ニジマス??
ニジマスといえば・・・釣堀!
湧き水がある場所や渓流が近い釣堀などは、夏場でも一定の水温と水質をキープできるので問題はないのですが、平地の釣堀では水温と水質の維持が難しいので、釣堀を干して中身の魚を抜いてしまいます。
夏にスーパーの鮮魚売り場でニジマスを多く見掛けませんか?
鮮魚売り場のニジマスを見て(全てじゃないでしょうけれど)、「ああ、池干し後はこーいう販売ルートに乗るのね。」なんて思っていたら・・・こういう需要もあったのか!!
ザリガニも餌用に養殖されてるんですね~。
確かにペット用のエサや釣りエサにも使われてるもんなあ。
シシャモはオスのみを与えてるそうです。
理由はメスのお腹にタップリ入ってる卵が腐っている場合があって、それを食べた魚の体調に悪影響を及ぼすからなんだそうです。
ん?待てよ?人間が食べてるのはメスが大半だよね。
卵が腐ってる場合がある?
ああ、人間用のとは流通ルートや保管状態や保管期間が違うってことか。
確かに長期間保管したら卵は痛みやすいからなあ。
冷蔵庫に掲示されてたこれ、すっごく気になってたんですが・・・質問する機会が無かった。
残念・・・。
次回、探検ガイドツアーは最終回。
水族館の病院的な場所に行きます。
お楽しみに♪