『ユッカ・エレファンティペス』は“青年の木”の名前で販売されていることが多いです。
メキシコなどを含む北米原産の植物で、乾燥地帯がある冷涼地に生息しています。
その形と育てやすいのが人気で流通量が多いので、販売されているのを多く見かけますね~。
マニア向けではないですが、「インドアグリーンを始めてみよう」っていう場合の入門種には非常に向いています。
丈夫で葉っぱが変色しにくく、手間があまりかからないのがいいですね。
水やりは週に1回から2週間に1回。
真夏は休眠期になるので、月に1回ぐらいの水やりでOK。
水をあげ過ぎると枯れちゃいますので、可愛がり過ぎてもダメっ。
鉢植えで室内の明るい場所で育てるのがいいですね。
日陰には耐えます。
暑さには強く、耐寒性は普通です。
暖地なら庭植えもできますよ。
緑が鮮やかで色褪せにくく、インテリアグリーンに最高。
でも植物ですから、育てていると上に新しい葉を出して成長します。
幹が伸びると下の方の葉っぱが不要になって枯れるんですよ。
この葉っぱは、カッコ悪くて邪魔。
ならば、切り取りましょう。
硬い葉っぱじゃないので、普通のハサミでも簡単に切れます。
トゲも無いので手入れは簡単ですよ。
ただ、元気な葉は先端が尖っているので気を付けなきゃね。
こうして枯れた葉っぱを切って育てているので、幹がタケノコみたいになってるんですよ。
ほら、スッキリして綺麗になりました☆
ところで、株の中央に切り株があることに気付きましたか?
この鉢植えは昔、友人と一緒にホームセンターでお揃いで買ったヤツです。
当時、398円で買ったんですが・・・当時の私には高かったなあ。
友人は2年程度で枯らしてしまったそうです。
私のこの株は、10年後に中心にあった本体が死にかけました。
しかし、枯れる直前に本体の周囲から4本の新芽を出したんですよ。
「あ!これは枯れないぞ!」と思って、弱ってた本体を切って新芽を育てました。
すると、こんなふうに育ったんですよ!
その新芽を育てて・・・なんともう20年。
つまり買ってから30年生きてます。
死にかけた時に、買った時の4号鉢から今の鉢に植え替えました。
青年の木は長生きです。
枯れるのは、ユッカのせいじゃないのだな。
高価な観葉植物じゃありません。
珍しい観葉植物じゃありません。
でも・・・長生きで愛着が湧きますよ!
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