うさぎ学園 多趣味部

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ビールづくり体験教室 -キリンビール横浜工場ー(その2)麦芽のデンプンを糖化させる『糖化工程』

2017-12-04 21:42:56 | 64号室 社会科見学
『ビールづくり体験教室』の実習室に移動しました~☆


実習室の全体の雰囲気はこんな感じです。
中学生の頃の調理実習を思い出すね~。


実習台の上に準備されていた器具類。
寸胴鍋とか・・・ホント、調理実習だね。


開会式です。
前に整列している作業服の人たちは、各チームのインストラクター。
インストラクターは各チームに1~2名つきます。


さてさて、早速ビールづくり開始で~す!
まずはお湯を鍋から取って・・・。


ジャグに移します。


これを数回続けて14リットルを『糖化槽』に移します。


これは非常に重要な原料の『麦芽』。
これが無いとビールは作れないぞ。


この麦芽は粉砕されています。
ウイスキーやビールの原料として有名な麦芽ですが、粉砕されたものを直に見るのは初めてです。


『粉砕麦芽』をスコップで掬って・・・。


『糖化槽』に投入します。
粉砕麦芽が散らばらないように、鍋の壁に沿って投入します。


糖化槽に投入したお湯と粉砕麦芽を撹拌します。
タイマーで撹拌時間の15分をセット。


混ぜる混ぜる。
結構重いぞ。


維持温度は50℃±1℃。
15分間撹拌し続けるのは大変なので、チームの仲間が交代でかき混ぜるのだ。


かき混ぜていると、少しずつ抵抗が軽くなっていきます。
いい匂いがするんだ~。


撹拌が終わった時点で、ちょっと味見♪
インストラクターが麦汁を各自のカップに移してくれています。


カップに移した麦汁。
・・・まだ、麦汁っていうほどの物じゃないけどね。
味は・・・まるで豆乳だな。



糖度計で糖化槽の中の麦汁の糖度を計測します。
現在の糖度は3.3°Bxです。
そして右のトレイに麦汁をちょっと取って・・・。


ヨウ素溶液を一滴落とすと、紫色になります。
デンプンがたっぷりですね~。
このデンプン質を糖化させて糖度を上げるのがこの工程です。


ここで糖化槽内の麦汁の体積を計っておきます。
表面積×高さで体積が算出できますね~。


次は65℃まで15分かけて昇温させます。


これも一生懸命かき混ぜながら☆


1℃/分・・・つまり現在の50℃から1分で1℃温度を上げて、15分後に65度になるようにします。
ということは・・・タイマーの数値と温度計の数値を足して65の状態を保ったまま15分間かき混ぜればいいのだ。


次回も糖化工程の続きです。
覚えたら、ビール造れちゃうかもよ~!!
(作業標準っぽいな)
お楽しみに!!


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