かわ遊び・やま遊び雑記

アユ・ワカサギ・ヒメマスなどの釣り情報と自然観察や山菜採りなど自然の中で遊び回った記録や雑記

山菜(10)・コシアブラ

2009年05月05日 | 山菜採り

コシアブラはウコギ科(タラノキ、ウコギ、ウド、タカノツメ、ハリギリなど)の落葉高木で独特の風味があって、最近はタラの芽よりも人気がでてきた山菜です。
大学のときに樹木学の授業で「ウコギ科の植物はどれも食べられるよ」という先生の指導で食べたのが最初でした。その頃は色々な植物を試して見ましたが中でもコシアブラは「美味しいなぁ」と感じた一つでした。
30数年ほど前の群馬県内ではコシアブラはほとんど知られていなかったので一人で密かに楽しんでいましたが、だんだんと広まってしまい最近は至る所で取られてしまっています。




別名の「ごんぜつ」は、この樹液を黄色の塗料(漆がわり)に使っていたため金漆と書いてごんぜつと読むのだそうです。また、トウフノキ・イモノキは木肌が白く木質が柔らかいから付いたようです。



一般的にはおひたしや天ぷらで食べますが、ごま和えや油炒めも美味しいです。小さな芽を生のまま味噌をつけて食べるのもあくが強いのを好む人には喜ばれるようです。

コメント (2)
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