かわ遊び・やま遊び雑記

アユ・ワカサギ・ヒメマスなどの釣り情報と自然観察や山菜採りなど自然の中で遊び回った記録や雑記

上州産優良素材展示会

2010年03月24日 | 農林業

先日(3月17日)に群馬県素材生産流通協同組合の主催による第30回上州産優良素材展示会が開催され表彰式などに参加してきました。


場内には最優秀賞になったスギ(1枚目の写真)やヒノキ、入賞したカラマツやケヤキ・モミなどをはじめ様々な樹種が85点、795本、223mも出展されていました。

最優秀賞のヒノキ

この展示会には色々な樹種が集まってきて私にとっては絶好の勉強の場です。

アカマツ(粘りがあって、加工性は良く、梁や桁・板材に主に使われます)

カラマツ(ねじれやフシ、ヤニなどの欠点が多く杭などの土木用材などに使われていましたが、最近は加工技術が向上して、カラマツ特有の強度と木調を生かして集成材などに使われるようになりました。)

ケヤキ(堅くて重く、弾力性もあって加工はしやすく主に木工芸に使われます。大黒柱や和太鼓の胴などにも・・・)

さらに、展示会の出品物ではなかったのですが、クルミやミズキ・キハダなどもありました。

クルミ(加工は容易で色が淡い木です。マッチの軸、器類、経木などに使われます)

ミズキ(材質が白く加工しやすいため「こけし」の材料として有名です。)

キハダ(堅く重い感じですが加工性は良く造作材の他、家具や器具に使われます。)

昔から日本人は木の性質を良く知っていて身の回りに上手に使っていたのですね。石油製品や金属製品などに較べて製造時のCO2の排出が極端に少なく、逆にCO2を吸収して生長するため木材の利用はCO2の貯蔵庫となるので温暖化防止にも役立っているのですよね。

皆さん、是非とも木製品を、木材を使って下さいね!


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